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レクサスLFAが1億円にランクル1000万円! 極めつけは300 SLが8億円で落札された驚愕の最新オークション5台

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: ©2021 Courtesy of RM Sotheby's

DMCデロリアン

落札価格:1429万1200円

 そういえば、2022年1月27日に行われた「RMサザビーズ AUCTION」では、ジウジアーロがデザインした懐かしいクルマがもう一台出品された。12万3200ドル(1ドル:116円で換算すると、1429万1200円)で落札された、1981 DeLorean DMC-12だ。 1981年に登場したデロリアン・モーター・カンパニー唯一のモデルであるDMC-12は、ロータス・カーズがメカニカル設計を担当したこと、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場したことで有名だ。DMCデロリアン

 2オーナーで、新車からの走行距離がわずか174マイル(オークションのカタログ掲載時)という現車は、ペンシルバニア州キャノンズバーグのTomsic Oldsmobile&Cadillac Inc.を通じて新車で販売されたのだという。ポーチ入りのオーナーズマニュアル、プロモーション用パンフレット、珍しいデロリアン・ルーフラック(純正ボックスに入ったまま)などが付属するそうだ。以前は300万円ぐらいで売っていたはずなので、このあたりのレア車はまだまだ高価になるということだろう。DMCデロリアン

レクサスLFA

落札価格:9372万8000円

 近年のクルマでも気になる一台があったので記しておく。80万8000ドルで落札された2012 Lexus LFAだ。1ドル:116円で換算すると、9372万8000円である。レクサスLFA

 アメリカでデリバリーされたうちの1台で、テキサス州ダラスのSewell Lexusに新車で納品された個体とのこと。どうやらオリジナル・オーナーからの出品らしい。オークションのカタログ掲載時のオドメーターは4360マイルだ。 新車時の販売価格が3750万円だったので、500台限定車であることを考えると、とても買えるような金額ではないが、LFAのプライスとしては妥当なセンだといえるのかもしれない。レクサスLFA

トヨタ・ランドクルーザー40

落札価格:1104万3200円

 いまだに新車の世界ではSUV人気が続いているが、その影響なのか、クラシックSUVも注目されているようだ。とくに40系のランドクルーザーは、その高い耐久性は世界中から評価されている。北米市場専用車として開発されたFJクルーザーのモチーフとなったのが40系のランドクルーザーだったので、日本のみならずアメリカでの認知度も高い。

トヨタ・ランドクルーザー40

 2022年1月27日にアリゾナ州フェニックスで行われた「RMサザビーズ AUCTION」に出品されたのは1976 Toyota FJ40 Land Cruiserで、9万5200ドルで落札された。1ドル:116円で換算すると、1104万3200円である。トヨタ・ランドクルーザー40

 ベネズエラにて新車として販売された個体で、各部が完全にレストアされ、なおかつセンスよくアップデート。排気量4.2リッターの直列6気筒エンジンに4速マニュアルトランスミッションが組み合わされている。フルオフロードサスペンション、エアコン、最新のサウンドシステムを装備しているそうだ。トヨタ・ランドクルーザー40

 注目度が低かったころは100万円前後で買えたはずなので、40系のランドクルーザーも、さまざまな要因でユーズドカーの流通価格が高騰することの好例だといえるだろう。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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