走行後はエンジンを労る運転で負担をかけずに帰宅したい
では本当に酷使して油温が100℃を超えたようなオイルで、サーキット後も普通に走ってエンジンは大丈夫なのか。それに対する答えも全員が同じだった。ある人は「気分的に抵抗があるのは理解できるし自分も一緒ですが、経験上そこまでナーバスになる必要はないと考えています」とのこと。サーキットを走行した日が30℃を超えるような猛暑だったり、何時間も連続で走る耐久レース的なイベントじゃなければ、オイルが原因でエンジンを壊すようなことはないと思われる。
もっとも酷使した後は今まで以上に負担をかけないよう静かに走るべきだし、高速道路を頻繁に使ったり短距離でのストップ&ゴーが多い人は、できるだけ早めに交換するのが鉄則なのも忘れないでおきたい。また愛車に油温計や油圧計が装着されているなら、それらの数値も交換するタイミングの参考になる。油温が街乗りでは考えられない高さだったり上昇するのが異様に早い、以前より油圧の下がり幅が著しいときはプロショップに相談し、オイル交換やエンジンにダメージがないか点検してもらおう。