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上級者の答えは満場一致だった! サーキット走行の「オイル交換」前か後か論争に決着

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

走行後はエンジンを労る運転で負担をかけずに帰宅したい

 では本当に酷使して油温が100℃を超えたようなオイルで、サーキット後も普通に走ってエンジンは大丈夫なのか。それに対する答えも全員が同じだった。ある人は「気分的に抵抗があるのは理解できるし自分も一緒ですが、経験上そこまでナーバスになる必要はないと考えています」とのこと。サーキットを走行した日が30℃を超えるような猛暑だったり、何時間も連続で走る耐久レース的なイベントじゃなければ、オイルが原因でエンジンを壊すようなことはないと思われる。油温計

 もっとも酷使した後は今まで以上に負担をかけないよう静かに走るべきだし、高速道路を頻繁に使ったり短距離でのストップ&ゴーが多い人は、できるだけ早めに交換するのが鉄則なのも忘れないでおきたい。また愛車に油温計や油圧計が装着されているなら、それらの数値も交換するタイミングの参考になる。油温が街乗りでは考えられない高さだったり上昇するのが異様に早い、以前より油圧の下がり幅が著しいときはプロショップに相談し、オイル交換やエンジンにダメージがないか点検してもらおう。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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