まだ間に合うGWのキャンプ場予約の裏技を紹介
多くのキャンプ場は2カ月〜6カ月前に予約を開始することが多く、ノンビリしていると待望のGW(ゴールデンウイーク)の予約が取れずに途方に暮れる……、なんてことにもなりかねません。そこで、今回はGWに予約を勝ち取る必勝法をご紹介いたします。
10連休も可能な令和4年のゴールデンウィーク
2022年が始まった……と思っていたら、すでに春の声が聞こえる季節になってしまいました。今年のGWは3連休が2回あり、その前後を平日がはさむ飛び石連休になっています。土曜日をお休みできると考えると、4月29日(金)の昭和の日から5月1日(日)の3連休、5月3日(火)の憲法の日から5日(木)のこどもの日までの3連休ということです。
もしも5月2日(月)と5月4日(金)にもお休みが取れるのであれば、最長10連休にすることも可能となり、キャンプ場が大混雑になる可能性も考えられます。またコロナ禍の影響もあり、人数制限やテントの張数制限を行うキャンプ場が増えることも予想され、早めの行動がGWのキャンプ場を獲得する鉄則になることは間違いありません。
必勝法01:キャンセル料が発生する直前が狙い目
GWのキャンプ難民にならないためにも、予約を早めに取ることが最も重要なポイントです。そのためにもGWに向けた仕事のスケジュール管理を徹底し、しっかりと休める日程を確定しておきましょう。また、狙い目のキャンプ場の予約が一杯であれば、そこで諦めずにキャンセル待ちをお願いするのもひとつの手です。
ライバルのなかには複数のキャンプ場に予約を入れておき、そのなかから自分に合ったキャンプ場を選ぶ人も少なくありません。とくにキャンセル料を取らないキャンプ場では「とりあえず予約」している場合も多く、キャンセルが出る可能性が高いということです。
必勝法02:予約開始日の情報を整理しておく
キャンプ場の予約は2カ月、または3カ月前が多いという例は前項でもお話ししましたが、開始日で多いのがその月の「1日」または「利用日」という場合です。要するに2カ月前から予約を受け付ける場合には、GWの5月3日から利用する場合の予約は3月1日、利用日とするならば3月3日からということになります。
ということは、6か月前の予約であれば、昨年の11月1日、または11月3日からすでに予約が始まっているということですから、今から予約を始めても勝率は限りなく低い可能性があるのです。これから予約をするのなら、予約開始期間が短いキャンプ場を選んでチャレンジすることが、確率を上げる方法のひとつになるということです。
必勝法03:冬季閉鎖など休業からの再開日を狙う
次に狙うべきは通年ではなく、本格的な春からオープンするキャンプ場を狙うこと。休業中に予約を受け付けてないキャンプ場ではオープンとともに予約を始める場所もあり、予約開始日だけでなく受付開始時間をしっかりと確認し、受付時間と同時にアポイントメントを入れることが予約を勝ち取る有効な戦術になるのです。
また、電話予約日の一日前にネット予約を受け付けるキャンプ場もあり、ネット予約の場合には日付が変わった瞬間にアクセスすること。その日ばかりは眠いとか面倒臭いと考えず、積極的にチャレンジしましょう。
必勝法04:当日受付があるキャンプ場を事前にチェック
それでもキャンプ場が予約できなかった場合には、予約サイトのない当日受付のフリーサイトを持つキャンプ場をピックアップして早めに行動を起こしましょう。この当日受付のキャンプ場は探してみると意外とあるもので、第一候補のキャンプ場に入れなかったことを想定し、第一候補のキャンプ場からアクセスしやすい第二候補、第三候補を事前にセレクトしておくのも賢い方法です。
その場合、カーナビやスマホのナビに第二候補、第三候補のポイントを記憶させておけば素早く動くことができます。
必勝法05:仲間との情報交換で穴場を押さえておく
かなり裏技的になってしまいますが、隠れたキャンプ場へのパイプを作っておくことがGWキャンプを楽しむ鍵になる可能性があります。世の中には一般に開放していないプライベートなキャンプ場もあり、友人の紹介やお店から紹介された人だけが使えるという、特別な施設も存在します。そのためにも行きつけのお店を作って積極的にイベントに参加したり、キャンパーたちが集まるSNSサイトに投稿してキャンプ仲間を作る努力も必要です。
一見さんお断りのプライベートキャンプ場では、春のキャンプシーズンを迎える前に施設整備や草刈り、薪割りなどを仲間と力を合わせて行う場合もある。その仲間に入れてもらい労働力を提供することで、GWであっても優先的にキャンプサイトを使わせてもらえることもあるようです。
必勝法06:キャンプ気分を味わえるRVパークを狙う
それでもキャンプ場が取れなかった場合には、車中泊ができるクルマであれ日本RV協会が普及・推進しているRVパークや、地方自治体が運営する車中泊ができるエリアを利用するのも最終手段として残されています。基本的には駐車場を使った素泊まりに限定されることも多く、サイト外での焚き火やBBQなどの火気の使用やテント泊を禁止していることもあるので、使用施設のローカルルールに従って利用してください。
必勝法のまとめ:今すぐ行動してしっかり予約を勝ち取りたい
GWのキャンプ場は争奪戦が必至です。自分が行きたいキャンプ場をひとつに絞らず、複数の候補をリストアップして予約に挑戦することも重要です。行きたいキャンプ場の予約開始日をしっかりと把握し、素早いアクションを起こすことがキャンプ場への切符を手に入れる最良の方法になるということを忘れないでください。
この記事が掲載されるころには、GWに向けた予約がスタートしているはず。出遅れてしまったのなら「下手な鉄砲も数を打てば当たる」ではありませんが、リストアップしたキャンプ場の予約サイトや電話予約にチャレンジしてください。キャンプ場は同じエリアに固まっていることも多く、利用したキャンプ場からの帰り道に隣接するキャンプ場や人気のないキャンプ場をチェックし、看板や連絡先をスマホで撮影しておきましょう。日ごろからの情報収集は来年のGWや夏休みのキャンプに向けた重要な情報として役立つはずです。