ド派手なエアロは今年も健在!
2月11日から13日の日程で開催された大阪オートメッセ2022。4号館はメーカーブースが立ち並んでいましたが、メーカーブースにも負けない存在感を発していたのが、7台ものド派手なカスタマイズカーを展示していたKUHL JAPANブースでした。
最新作はGR86とBRZ
さまざまな国産車のエアロパーツを手掛けるKUHL JAPAN。同社は純正のスタイルを崩さない、KRUISEと名付けたブランドのシンプルなエアロパーツを多くの車種で手掛けています。しかし、やはり有名なのはマッチョなオーバーフェンダーが特徴的なエアロパーツでしょう。そんなKULH JAPANの最新作は、今クルマ好きの話題の中心にあると言っても過言ではない、トヨタGR86とスバルBRZです。
GR86のKRUISE仕様は貼り付けタイプのリップスポイラー、サイドステップ、リヤディフューザーの3点キットに、車検対応幅となる片側9mmのワイドフェンダーとリヤウイングを装着。シンプルかつスポーティにまとめられています。ライトに装着できるエアロパーツということもあり、すでに多くの受注があるそうです。
そして大幅なオーバーフェンダーが装着されるボディキットはGR86、BRZそれぞれに03R-GTW WIDEと04R-GTW WIDEの2種類を用意。大阪オートメッセの会場では04R-GTW WIDEを装着したGR86と、03R-GTW WIDEを装着したBRZが展示されていました。
このボディキットはフロント片側50mm、リヤ片側70mmワイドになる仕様となっていて、迫力満点のワイドボディになるのが最大の特徴。また、それぞれでデザインが異なっているというのも面白いポイントです。
R35GT-Rは2種類の新作を展示
そしてワイドボディキットを装着した2台のR35 GT-Rも展示。これまでもR35GT-Rのエアロパーツを手掛けてきたKULH JAPANですが、生産終了が噂されているR35GT-Rに対する、自身たちのファイナルエディションとして、新たにボディキットを製作したとのこと。このKULH JAPANが手掛けるR35GT-R用エアロキットの第6、7弾となるそうです。
R35GT-Rへの熱い思いから、ファイナルエディションはVer1とVer2のふたつを作成したとのこと。リヤフェンダーからのラインがドアまで伸びるVer1は、センター4本出しのマフラーやハイマウントのGTウイングなど、マッチョで迫力のあるイメージを全面に押し出したスタイル。
Ver2は、Ver1よりもシンプルなデザインでありながらも、インパクト大なワイドボディは健在。さらにこちらの展示車両はハイフロータービンや各種冷却系などの走行性能に関するチューニングも行われている上に、FR仕様となっていて中身もキッチリとアップグレードされているのが特徴的です。
これぞカスタムカーという車両たちを展示していたKULH JAPAN。強度や耐久性、フィッティングといったエアロパーツのクオリティの高さにも定評があり、ブースの様子からもその勢いを感じることができました。