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いまイジるなら新型の必要なし! あえて86&BRZの旧型をオススメする3つの理由

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 加茂 新/トヨタ自動車/Auto Messe Web

オススメ理由その3:ミッションの対策も用意されている

 ガラスのミッションというほどではないが、決してタフなミッションでないのも事実。いくつかの対策を施せばトラブルの可能性はグッと下げられる。

先代86のトランスミッションイメージ

 まず、シフトガイドを支持するカバー内の樹脂ブッシュが摩耗して、異なる位置に噛み込むことがあるので、これを金属ブッシュにするチューンがある。次に4速の内部だが、他車のギヤはニードルベアリングだが、86/BRZでは金属カラーになっていて、ここの油膜切れが起きやすい。そこでここにDLC(ダイヤモンドライクカーボン)加工をすることで、潤滑切れによる焼き付きを防ぐことができる。

 ミッションの対策はオーバーホールと同時に行うことになるので、それ相応の費用は掛かる。しかし、ミッション新品は約30万円なので、オーバーホールと対策をしたほうがはるかにリーズナブルだ。

NAのままやターボ化など楽しみ方が豊富にある!

 普通に遊ぶならいくらでもパーツはある。とにかくあらゆるパーツがリリースされていて、選び放題なのが86/BRZの利点。NAチューンで回す楽しみを狙うこともできる。あえてNAで排気量アップしてトルクを出すのもあり。排気系がそのまま使える手軽なスーパーチャージャーチューンもあれば、よりトルクフルに仕上げられるターボキットもラインアップされている。

 それらで普通に乗るならもちろん、サーキットをガンガン走って遊ぼうというときにも、必要な対策も解明されている。いまこそ、安心して存分にチューニングライフを満喫できるのが先代86/BRZだ。

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  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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