エンジン関係の違和感には要注意
最後は違和感というには少し語弊があるものの、水温が走行前より上がりやすくなったり、ピーク時の油圧が低くなってしまう症状。水温は走行中にオーバーヒートしてシリンダーヘッドが歪んだり、ヘッドガスケットが抜けるなどの重症も十分に考えられる。
油圧が低いのは熱でエンジンオイルが劣化し、粘度が下がってしまったことがおもな原因。エンジンがノーマルでもサーキットを走るなら追加メーター、と昔から言われるのは、こうした異変に気付きやすくするためだ。いずれも早急に対処しないとダメージを広げるので、信頼できるプロショップに相談しよう。