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サーキット帰りに異音や振動! ドライバーを秒でブルーにさせる症状の正体とは

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web

エンジン関係の違和感には要注意

 最後は違和感というには少し語弊があるものの、水温が走行前より上がりやすくなったり、ピーク時の油圧が低くなってしまう症状。水温は走行中にオーバーヒートしてシリンダーヘッドが歪んだり、ヘッドガスケットが抜けるなどの重症も十分に考えられる。

水温油温のイメージ

 油圧が低いのは熱でエンジンオイルが劣化し、粘度が下がってしまったことがおもな原因。エンジンがノーマルでもサーキットを走るなら追加メーター、と昔から言われるのは、こうした異変に気付きやすくするためだ。いずれも早急に対処しないとダメージを広げるので、信頼できるプロショップに相談しよう。

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  • 水温油温のイメージ
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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