最新ATマシンでジムカーナの可能性を切り開く
山野哲也選手はアルピーヌA110Sでの挑戦についてこう語る。
「2022年から、新しいチャレンジが始まります。2ペダル+エレクトリックパーキングブレーキ(EPB)という、手動パーキングブレーキが必須のジムカーナでは常識外れとも言えるクルマで、JAF全日本ジムカーナ選手権に参戦します」
「AT免許取得者の増加、MT車の減少、EPB車の増加など、クルマを取り巻く環境は、相当なスピードで変化しています。山野哲也というドライバーを育ててくれたジムカーナに感謝し、恩返しするためには、ジムカーナの普及発展が欠かせません。そのためには、現在のクルマを取り巻く状況を受け入れ、新たなジムカーナの世界を切り拓く必要があります」
「今年選択したマシンは、アルピーヌA110Sです。コンパクトで優れたハンドリングをみせるフレンチを全日本チャンピオンマシンに押し上げるべく、また通算22度目のタイトル獲得につながるよう、チーム力を発揮し、全力で戦います」
今年の全日本ジムカーナ選手権第1戦は3月12日(土)~13日(日)に筑波サーキット・コース1000で開催予定だ。