買い過ぎてあふれ気味のキャンプ道具の賢い収納術とは
先日、編集部のスタッフから「増え続けるキャンプ道具を収納するいい知恵はありませんか?」と相談された。彼は家族からの冷たい視線に耐えながらキャンプ道具を買い続けた結果、とうとう物置きを買うことになったという。この収納問題は「キャンパーあるある」の代表的事例であり、同様のお悩みで頭を悩ませている人も多いのではないだろうか。
道具の収集がキャンプの第一目的になってませんか!?
キャンプ道具は使うことだけが目的ではない。手に入れるまでに「あれにしようか、これにしようか……」と悩む時間も楽しいものだ。そして、購入した道具をキャンプで使うことで充実感が味わえ、使った後には「欲しかった道具を手に入れた」という所有欲を満たしてくれる。
奥方から「同じような道具ばっかり買ってどうするのよ!」とお叱りを受けながら、心のなかで「嫁さんだって同じようなバッグを何個も買ってるじゃん」とリフレインしているご同輩も多い事と思う。そんな時、奥方の怒りを鎮めるためにもキャンプ道具をコンパクトに収納することを心掛けよう。
キャンプ道具の収納術01:
自宅が手狭なら「レンタル倉庫」がオススメ
キャンプ道具を収納するためにはスペースを確保するのは必然だが、収納スペースは無限ではなく、決まったサイズに収めなければならない。お小遣いに余裕があるのならレンタル倉庫やレンタルストレージを利用するのも賢い方法だ。都会の中心地では難しいかもしれないが、都心から少し離れた場所であれば5000円(月額)程度で2.2㎡程度のスペースを借りることができる。
コンテナ型のレンタル倉庫を借りる場合、利用しやすい1階よりも、不便な2階の方がリーズナブルなので探してみることをおすすめする。同じような悩みを抱えているキャンプ仲間がいるようなら、スペースを共有してレンタル費用をシェアするのもひとつの方法だ。
キャンプ道具の収納術02:
縦型収納で無駄を排除した保管を実践する
自宅での保管する場合、収納術のポイントは高さを無駄にせずキャンプ道具を“テトリス”にように巧みに組み合わせて、限られた空間を有効に利用しよう。その場合、ひとつひとつの道具を組み合わせるのではなく、ホームセンターで売っている収納コンテナを利用することをおすすめする。
簡単にいえば押し入れに入れるクリアボックスと同類のもの。だが、そのまま外に持ち出せる収納コンテナにはオリーブグリーンやサンドベージュ、ブラックなどのキャンプ心を刺激するカラーバリエーションが用意されている。そのままキャンプ場へと持ち込んでも違和感なく使うことができるのだ。