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イジり倒すならNA軽が最強! カリッカリのフルチューンでも50万円切りが可能だった

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: ブリッツ/佐藤 圭

ターボ車になればさらに15万円程度プラスしたい

 続いてはアルトワークスやコペンといったターボ勢。タービンを交換したりエンジンの内部に手を加えない限り、標準的なサーキット仕様を作るコストはNAと大差ない。発熱量が大きいため冷却系の強化が必要となる場合もあるが、それでもプラス15~20万円と考えておけば十分なはず。

アルトワークスのイメージ

 さらなる速さを求めるならECUやタービンも視野に入れよう。HA36アルトのパーツを多数リリースするブリッツを参考にすると、ブーストアップや各種マップを最適化した『チューニングECU』が、5万5000円とステップアップしやすい価格で販売されている。

 次のメニューとしては純正と置き換えるだけの『ボルトオンターボシステム』があり、強化アクチュエーター付きのタービンキットと専用ECUで22万円(同社のECUを持っていれば18万7000円)だ。フルノーマルからココまで仕上げて工賃を含め目安は100万円~、追加メーター/サブコン類/エアロ/ブッシュやアーム類を加えて150~200万円くらい。おそらく大多数はこのあたりチューニングの終着点だろう。HA36アルトワークスの新車が約150万円だったことを考えると、フルチューンは『新車1台分』が目安になるのかもしれない。

ブリッツのターボキット

 余談だが下取りや車検をまったく考えないのであれば、ボディのフルスポット増しやエンジン内部のフルチューン、ほかにもお金をかけるメニューはいくらでも存在する。ただし車両規定で参加できないイベントは多くなるし、メンテナンスやライフの面での負担も大きいので、手を出すならばそれなりの覚悟を決めておきたい。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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