純正ステアリングを巻き直してフィールアップ
さて、インテリアでのアピールポイントは、ステアリング。ドライブ中、つねに接しているから手触りの質感にはこだわりたい。そして、タイヤと路面のコンタクトフィールを感じながら操舵する機能パーツなので、操作のしやすさも大事。そこで純正ステアリングを「レザーカスタム ファースト」に持ち込み、レザーを巻き直してもらった。色やデザインを自分好みにできるというのが良い。
レザーのカラーバリエーションも豊富で悩むが、やはり基本はブラックとし、左右にブラックのディンプル加工を、そしてステアリングトップに差し色のレッドを入れた。エクステリアのカラーコーデをインテリアにも取り入れたカタチだ。仕上がりは、ステアリングが細くなった感覚で、手にしっとり馴染む。同じレザーでもクオリティアップによってこんなにもフィーリングが変わるのかと驚いた。
大事に乗っていきたいからコーティングも必須
今後、カスタマイズしたいアイテムはシートとサスペンション。シートはヒップポイントを下げたいが、シートヒーターはマストアイテム。サスペンションは快適志向だ。自分の気に入ったモノを探すのもまたカスタマイズの楽しみのひとつだろう。
こんなにも楽しませてくれるGRヤリス。電動化の波が急速に押し寄せている昨今、純粋なガソリンエンジン車のスポーツカーはもはや貴重な存在といえるかもしれない。大事に乗りたいと思っているので、納車されてすぐにやったのがコーティングだ。ボディはキーパーの「EXキーパー」で、ピッカピカに。そしてウィンドウには「コボテクトサンブロックフィルム」を貼った。紫外線100%カットなのでドライバーはもちろん、インテリアの劣化も防いでくれる。クルマもお化粧の前に、まずは素肌美人でいたい。