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誰にも負けないスタイルはリスクと表裏一体だった! クルマの攻めすぎカスタムが負う危険5つ

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TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

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尖ったカスタムを楽しむなら正しい知識と手段で行うこと!!

 乗って楽しむ、洗車して楽しむ、カスタムして楽しむ……など、クルマに求める楽しさは十人十色ですが、今回は「カスタムを楽しむ人」に少しばかりのアドバスをお届けしたいと思います。自分らしさを引き立てるカスタムは楽しいものですが、その手段を間違ってしまうと「ヤバイ」ことになる可能があり、カスタムを行うにはしっかりとした取り付け技術と知識が必要になることを覚えておきましょう。

危険なカスタム01:極端なローダウンはクルマの寿命が短くなる

 クルマと車高はカーマニアにとって永遠のテーマ。昭和時代のシャコタンから始まり、現在はローダウンという形へと進化を遂げ、最近では高性能な車高調整式のサスペンションやスポーツサスキットが高い人気を誇っています。高性能なサスペンションキットはローダウンとともに走行性能と快適性を高い次元で融合させ、スポーティな走りを提供してくれますが、極端なローダウンはロードクリアランスが狭くなり路面や障害物にアンダーボディやアーム類、前後のバンパーを打ちつけてしまう可能性が高くなります。スラムドしたW124型Eクラス

 外観からは見えないクルマの下面にはクルマの性能を左右する重要なパーツも多く、路面や障害物との接触はクルマの寿命を縮めてしまう原因になることを覚えておきましょう。

危険なカスタム02:引っ張りタイヤの空気圧は日常的な確認が必要

 ホイール幅に対して幅の狭いタイヤを装着する引っ張りタイヤ。個性的なフォルムが楽しめる反面、細いタイヤを極限まで広げるために高い空気圧が必要になります。簡単に言えば空気の力でタイヤを広げてホイールに押しあてなければ、タイヤが外れてしまうことになるのです。基本的にはビードと呼ばれるタイヤの耳部分がホイールにハマっているので、通常の状態では外れることはありませんが、空気圧が低い状態で段差を乗り越えたときや据え切りでハンドルを切ったときに大きな負荷がかかり、ビードが外れることで空気が一気に抜けてしまうこともあります。引っ張りタイヤ

 空気圧を高く設定する引っ張りタイヤの場合には、トレッドのセンター部分が膨らんでしまい、中央部が摩耗してしまうことでタイヤの寿命が短くなる傾向があるので注意しましょう。引っ張りタイヤを装着する場合には日常的に空気圧を確認して補充、管理することをお忘れなく。

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