クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • 誰にも負けないスタイルはリスクと表裏一体だった! クルマの攻めすぎカスタムが負う危険5つ
CUSTOM
share:

誰にも負けないスタイルはリスクと表裏一体だった! クルマの攻めすぎカスタムが負う危険5つ

投稿日:

TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

危険なカスタム03:鬼キャンはタイヤや足まわりにストレスを与える

 鬼キャンと呼ばれる極度にキャンバー角を付けるカスタムはひとつ間違うと取り返しのつかないトラブルの原因になります。角度の付いたキャンバーによってタイヤが「ハの字」になり、接地面が内側に偏ることでタイヤの寿命はとても短くなり、片減りと呼ばれる編摩耗の原因になります。鬼キャン

 また、乗り心地や直進安定性の悪化、雨の日のグリップ不足などの大きなデメリットだけでなく、足まわを構成する部品に強度のストレスを与えることになり、ブッシュやアーム、ハブなどが破損する可能性が高くなることを頭に入れておきましょう。内側だけが摩耗する片減りは横方向からの確認では見落としてしまう可能性があり、クルマの前後方向から摩耗具合を確認することが大切です。

危険なカスタム04:ダッシュパネルの装飾はしっかりと固定すること

 クルマのダッシュパネルにフィギュアやUFOキャッチャーでGETしたキャラクターを並べている人を見かけますが、かわいらしいカスタム(?)である反面、意外と危険な行為であることを認識しておきましょう。ひと昔前に流行したホワイトのモヘアやファーをダッシュパネルに貼っていたのと同様で、光の加減でダッシュパネルの装飾がフロントガラスに反射してしまい前方が見えにくくなってしまうのです。ダッシュマット

 また、並べた装飾品が加速や制動、コーナリング時に落ちてしまい、ビックリして操作を誤ったり、走行中に拾おうとして事故を起こしたという例もあります。足元に転がってきた装飾品がブレーキペダルの下に入ってしまうと大きな事故を引き起こすことにもつながります。ダッシュパネルに装飾品を置く場合にはしっかりと固定して脱落しないように注意してください。

危険なカスタム05:スポイラーに掛かる風圧は想像以上に過酷なもの

 最後はエアロパーツ関係のお話。最近はネットショップでクルマのパーツが気軽に買える時代になりました。価格も安く手を出しやすくなった反面、粗悪品も数多く出回っているのが現状です。とくに注意してほしいのがスポイラーやリヤウイングなどのエアロパーツです。粗悪品のなかには、強度が保たれていないものもあり、取り付けも両面テープだけ……というものも数多く存在しています。GTウイング

 しかし、空気の抵抗は想像以上に過酷なもので、走行中にリップスポイラーやカナードが吹き飛んだり、リヤウイングのステーが曲がったなどのトラブルも起きています。このトラブルは低速域では起きにくく、空気抵抗が大きくなる高速走行時に発生することが多いのが特徴。走行中に脱落した部品が後続車に当たってしまえば大きな事故につながります。装着する場合はしっかりと固定することを心掛けましょう。

12
  • 鬼キャン
  • GTウイング
  • スラムドしたW124型Eクラス
  • ダッシュマット
  • 危険なNGカスタム
すべて表示

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS