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いまどきのオートマに「走りで」死角なし! ただしMTとは違う「注意点」が存在した

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 加茂 新/Auto Messe Web

気をつけるポイントその4:トルクの出方に注意

 じつは同じ車種のMTよりもATのほうが丈夫なこともある。その典型的な例が初代86/BRZ。マニュアルミッションはノーマルパワーでも壊れるが、ATは内部パーツがIS Fのものと共通と言われており、許容馬力はかなり高い。実際オートプロデュースボスというショップのAT車デモカーでも300psくらいは全然大丈夫だという。また、そのとき組み合わせる過給器はスーパーチャージャーがオススメだという。

オートプロデュースボスのデモカー

「ターボは過給が始まったところでドカンとトルクが出るのでミッション全般への負担が大きいです。対するスーパーチャージャーは回転数に応じてブースト圧が高まるので、いきなりトルクが立ち上がらずミッションに優しいです。とくにAT車のトルコンとはマッチングが良いと思います」とオートプロデュースボス藤岡代表。実際デモカーでもノートラブルで筑波サーキットを1分3秒台で周回している。

オートプロデュースボスのデモカーのエンジンルーム

 近年のATはシフトダウンのレスポンスも良く、パドルシフト付きも増えている。ちょっとしたコツを抑えて使えば、MTと遜色なく、むしろATの方がタフに遊べる場合もある。AT車といえども十分スポーツ走行まで楽しめるのだ。

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  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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