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ハイエースに「死角なし」! 文字通り周囲を見渡せる「カメラキット」に付けない理由が見つからない

200系ハイエース用ハイマウントリアカメラキット「RCK-93H3」

見切りが悪いハイエースは死角の可視化が安全第一への近道

「死角を視覚化する……」なんてダジャレたコピーとともに紹介したいのが、ハイエース用のお役立ちグッズ、ハイマウントリアカメラキット「RCK-93H3」(2万7280円/税込)だ。しかもこれ、リアカメラとリアウォッシャーノズルが一体となっているため、装着後も後付け感なく純正同様に見た目がスッキリしているのが特徴のひとつだ。

死角の多い1BOXカーの視認性を各種カメラがサポートしてくれる

 安全運転を支援する先進的な予防安全システムは日々進化を続けているが、クルマの死角をカバーするカメラはその基本中の基本。ミニバンやワンボックスカーなど大柄なボディの車両では、セダンなどに比べ死角となるエリアは多い。車両後方下部を確認するリアアンダーミラーや、左側フロントタイヤの死角を目視するための、いわゆるガッツミラーと呼ばれるサイドアンダーミラー(正式名称:直前直左確認鏡)などを装着して、死角となるエリアを少なくさせているのだが、万全かと言えばそうではない。そんなミラーたちに代わるのが、視認性をさらに高める“カメラ”の存在だ。

ハイマウントリアカメラキットに待望の200系ハイエース用が登場

 データシステムから発売されているハイマウントリアカメラキットは、第1弾となったスズキ・ジムニー&ジムニーシエラ用(JB64/JB74)が人気となって、今もバックオーダーを抱えているという話題のアイテム。

 シリーズ第2弾となるトヨタ・ハイエース(H16年8月~※リアワイパー[リアウォッシャーノズル]装着車のみ/TRH2##・KDH2##・GDH2##)用は、標準ルーフ/ミドルルーフ/ハイルーフに対応。リアウォッシャーノズルの取り付け穴を使って装着するため、ボディへの加工は一切不要なのがありがたい。また、カメラカバーにカメラとウォッシャーノズルを納めて一体化しているのが特徴で、リアウォッシャー機能はそのままに、スマートな装着も実現している。

高いポジションに装着するため広角をカメラでカバーすることができる

 内蔵のカメラは映像素子に1/4インチCMOSを採用。有効画角素数約32万画素を実現した水平方向110度、垂直方向80度の高解像度カメラとなっている。リアナンバープレート近くに取り付けられる純正カメラに対し、ハイマウントストップランプ横という高いポジションに取り付けることで、後方エリアの視認性をより高める効果も得られる。

 ウレタン製&つや消しブラック塗装が施されたカバーに納められたカメラは、ユーザーの使用状況に合わせ角度調整が可能だ。カメラの調整は硬めだが、これは走行中の振動で動いてしまうことがないための配慮とのこと。ちなみにweb受注限定販売となるが、ボディカラーに合わせ純正カラーナンバーで塗装した製品もラインアップしている。

ウォッシャー液がカメラに噴射されることなくクリアな映像でモニタリング

 実際ドライバーズシートに座り後退操作をしてみたが、リバースギヤに連動してクリアな映像をモニターに映し出すことができた。その映像は、車両後方真下のリアバンパー付近からかなり後方まで見渡すことが可能で、目印に置いた2本のパイロンもしっかり確認することができる。また、カメラは角度調整機能付きとなっているため、用途に応じて視認範囲を任意に変更することが可能。加えて、カメラ角度を上向きにしてモニターに常時カメラ映像を表示させることで、荷室の荷物が満載であったりキャンピングカー仕様で後方視界が確認しにくい状況でも、電子後方確認モニターとして使えば安心・安全な運転をサポートしてくれる。

 ちなみに試した場所は200系ハイエースのワイドボディ・スーパーロングという巨艦モデルに対して、駐車場所は左右がギリギリのスペースであったにも関わらず、下のカメラ映像のように110度の広い視野角が得られるため、車両後方・左右の状況が掴つかみやすく、躊躇しがちな駐車場所でも安心して車庫入れすることができるだろう。

 また、気になる防水・防塵性能はIEC(国際電気標準会議)の保護規格であるIP67に準拠する。試しにウォッシャー液を噴出してみたが、もちろん液がカメラを濡らすこともなく、まったく問題なし。正像/鏡像切替タイプのコネクターも付属しているので、多くのナビゲーションやモニターなどに幅広く対応することができる。

 製品には3mの電源ハーネスや6mのピン端子ケーブルなど、装着のための一式が付属されているが、腕に覚えのある方は別として、コクピットからリアへのケーブルの引き回しなどがあるため、取り付けは購入店に依頼することをオススメしたい。

視認性の悪いハイエースを全方位でカバーする各種カメラを設定

 また、後方だけじゃ安心できないというハイエースオーナーのために。データシステムでは以下の各種カメラキットを設定しているので要チェック! ラインアップはフロントエンブレム内に取り付けしフロントコーナーの視界をサポートするエンブレムフロントカメラキット「FCK-67HS3」(2万3980円・税込)や、ガッツミラー部に取り付けるサイドアンダーカメラキット「SCK-79HF」(2万744円・税込)、サイドミラーを利用して装着することで車両左サイドの死角をカバーする車種別サイドカメラキット「SCK-78HF」(シングルワイドタイプ、2万744円~・税込)なども用意されている。

現行型エブリイ用ハイマウントリアカメラキットも近日デビュー予定!!

 前述の通り、好評発売中のJB64ジムニー/JB74ジムニーシエラ用に続くハイマウントリアカメラキット第2弾として200系ハイエース用をここでレポートしたが、第3弾としてスズキ・エブリイ用も発売予定だ。大きさこそ異なれど、1BOXタイプのエブリイもまた、低い位置のバックカメラでは視認しきれない死角が発生してしまう。発売日や価格などの詳細は未定だが、エブリイオーナーはしばしリリースまでお待ちを!

■ハイマウントリアカメラキット商品概要

○外形寸法:W74mm×H57mm×D34mm
○本体カラー:つや消しブラック塗装
○材質:ウレタン製
○映像素子:1/4 インチCMOS
○出力映像:正像/鏡像映像(ガイドライン表示なし)
○有効画素数:約32万画素
○水平解像度:450TV本
○画角:水平画角110°/垂直画角80°
○動作可能温度:-20℃ ~ +65℃
○映像信号:NTSC
○ヒューズ:1A
○電源:DC9~15V
○消費電流:約40mA
○ボディ材質:アルミ合金
○カラー:ブラック
○外形寸法:[ 露出部] 26 φ× 11(D)mm [ 埋込部] 23 φ× 15(D)mm
○重量:約20g(ステー含む/ケーブル除く)
○防水・防塵性能:IP67準拠(※「IP67」はIEC(国際電気標準会議)が定めた防水・防塵の保護規格です)
○価格:2万7280円(税込)

【詳しくはこちら】
データシステム
TEL.086-486-0442
https://www.datasystem.co.jp

ハイマウントリアカメラキット「RCK-93H3」実際のカメラ映像動画はコチラ ↓↓↓

ハイマウントリアカメラキット「RCK-93H3」ウォッシャー液噴霧のカメラ映像動画はコチラ ↓↓↓

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