いま注目されているアウトドア関連グッズが多数展示
人気のエクストリームスポーツにアウトドア系ギアも融合したビジネス展示会「INTERSTYLE(インタースタイル)」が、2月15日から17日までの3日間、神奈川県・パシフィコ横浜で開催された。
このイベントは、ライフスタイル全般に関わるコミュニティの形成、活性化並びにビジネスを目的としている。世界規模の大会においても日本人が好成績を残している「サーフィン」「スケートボーディング」「スノーボーディング」のボードカルチャーと、コロナ禍において、かつてないほどの賑わいを見せるアウトドア関連のグッズが展示されていた。会場で気になったクルマとアイテムを紹介する。
快適装備の箱バン車は「アウトドアからテレワーク」まで可能
まずは、トヨタ・ハイエースのエアロやインテリアパーツなどで有名な「GIBSON(ギブソン)」から紹介。今年の新作エアロパーツとしてスズキ・エブリイ(DA17)用をリリースしている。ポイントはフロントのフェイスキットだ。1969年式のシボレー・カマロをオマージュした丸目ヘッドライトに、クリアランスのないKカー枠にも関わらず、雰囲気のある凹みを持たせたプレスラインが魅力的な1台。
GRAVIS(グラヴィス)ルーフテントも自社オリジナルデザインで、ボンネットのプレスラインとルーフテントのカバーのデザインがリンクしているのも見逃せない。
さらにGRAFAM(グラファム)ブランドで仕上げたハイエースのインテリアは、海やバイクなど遊びに徹した趣味が合う人にはまさに夢のような空間づくり。サーフィンを楽しんだあとにバイクに乗って付近の散策に出かけるなど、使い方はさまざまだ。
趣のあるインテリアは、同社オリジナルの「アンティークベッドキット」に加え、新たに追加したシステムラック。質感がとてもよく、ラックに飾るグッズ(食器や道具類)に拘るとさらにイメージはUPしそうだ。引き出しにもいろいろと収納できるので、長期休暇をとっていろいろと詰め込んで旅に出かけるのも視野に入れられる。
同じくティースタイルブースには、スーパーキャリイにJB型ジムニーフェイスをインストールした「ジムキャリー」がエントリーしていた。“人とは違う”を印象付けるのに打って付けのフェイスキットだ。リヤはあおりを外して、オリジナルのロールバーを装着している。遊び感をフルに追求したフォルムが魅力的だ。
ホイールにはタフ系のKカーに大人気のエクストリームJブランドのXJ07を装着。タイヤはマッドスター・RADIAL M/Tを選択し、どこでも遊びに行けそうな足もとを演出している。
テーマ性のあるセンスに溢れたインテリアが魅力的な「CRAFTPLUS(クラフトプラス)」。自身のライフスタイルをアピールするのにお任せしたいほどだ。キットからオーダーまでさまざまなインテリアメイクを提案しているのも嬉しい。
コロナ禍による影響はまだまだ続きそうなので、この際テレワークではなく移動オフィスとして使用するにも申し分なし! ハイエースの広さは利用価値も大きい。
注目度バツグンの電動アシスト車「ISSIMO」
街なかを颯爽と走る姿がオシャレな電動アシスト車「ISSIMO(イッシモ)」は、イタリアのファンティックモーター社が製作したもの。オフロード走行にも適した分厚めなトレッドタイヤを装着している。メインフレーム内に備わっているサイドカバー(オプション)は、カラフルなソリッドタイプからなかが見えるスケルトンタイプもあるので、自身のカラーリングに合わせることもできる。
“よりヘルシーで、さらに美味しくスープまで飲み干せる ギルトフリー インスタントヌードル”を販売している株式会社マイラーメン。植物性原料のみを使用し、香りと味わいに拘ったスープに、麺もオーダーが入ってから職人が丹精を込めて作っているという(マイラーメンオリジナル麺、グラスヌードルがある)。オシャレな包装紙を見ただけでも食してみたくなるのは言うまでもない。
オシャレで傷跡も残さない「摩訶不思議」なボードラック!
サーフボードやスノーボードなど、部屋の壁にオシャレに飾りたい人は多いハズだ。しかし、壁(石膏ボード)は意外ともろく、一般的なスチール製のラックなどを付けて剥がれ落ちてしまった、なんて人も多い。
筆者もそのクチだが、ライフサーブより販売している「AquaRideo(アクアリデオ)」のイージーシリーズなら、専用フィルムに家庭用のホチキスを使い、オリジナルの針を装備して止めるだけ。ラックには12kgまでのボードをかけることができる。ラックを外す際もホチキスの芯を外すように取れば、ホチキス跡はほとんど見えない。
会場にはいくつものスノーボードブランドが出展していた。だが、こちらの「OUTFLOW snowboards」ブースにはハーフパイプ、オールラウンダー、テールが食い込んだパウダー用など、いくつものライディングや雪質に合わせた新作ボードが並んでいたことも付け加えておきたい。
カラフルなEVAマットを使って唯一無二のコーディネイト
米国Hyperform社の提供するEVAマットのブランド「SeaDek(リガーマリンエンジニアリング)」。ボートなどのデッキに用いられ、クッション性が高く、疲労感の低減、FRP面の保護、騒音の低減、当然ながら濡れていても滑りにくく安全性を高めている製品だ。
それを今回の展示会では、スケートボードやサーフボード、クーラーボックスなどにあしらっていたのだ。クーラーボックスにはドリンクを置く場所やその上に座ってもいいので、用途はかなり広がる。
「OUTDOOR:URBAN=50:50」どちらでも使えるアイテムを提供
海や山に使うアイテムをいざ日常でも使うとなると、ちょっと無骨すぎるということはよくある。そんな違いの出てしまう壁を払い、普段使いにしても“映える”アイテムを提供しているのが、「5050WORKSHOP(フィフティフィフティーワークショップ)」。
ブースにはLEDアイテムから2WAYボトルクーラー、ベンチなどのアウトドアギアから、ブランケットやマフラー、ネックウォーマーなどのアパレルグッズまで多様に展示していた。
DIYで組み立てられるドームハウス
世界規模で自然災害の多い昨今。日本も地震や水害、コロナ禍など様々な災害が起こっている。そんな災害に備えるべく作られたのが「EZ DOME HOUSE(イージードームハウス)」。もちろん用途は災害だけではなく、キッズルームやグランピング、リモートワークや簡易オフィスとしてなどさまざまだ。駐車場2台分のスペースに設置可能で、建築確認申請が不要(10㎡以内は不要。このDOMEは7.1㎡)となる。
日本最古の鍛治の町として知られる兵庫県三木市の職人の特注品を堪能できる
「別注屋.com」は、鍛冶屋の町、三木市の職人たちが作る逸品(農園芸用品、小刀・包丁、建築用工具、鎌など)を依頼をする際、製作するのに最適格なクラフト企業を選定して要望に応えてくれる企業集合体。ひとつずつ別の職人にオーダーする煩わしさを無くしてくれるのは嬉しい。