車内にもホコリが入り込んでいるので要注意
一方、室内にも、砂ぼこりや塩分を含んだ砂が入り込んでいる。とくに前後席のフロア、エアコン吹き出し口、そしてなんといってもアウトドア用品やキャンプ用品を積み込んでいたラゲッジスペースを重点的に掃除したい。室内全体の掃除機掛け、濡れタオルによる清掃はもちろんだが、ここでも細部に入り込んだ砂ぼこりや塩分を含んだ砂を除去する必要がある。掃除機の細いノズルと、これまた室内専用に用意したブラシを併用し、汚れをかき出しつつ、掃除機で吸い取ってやるのである。
筆者の場合は、ステーションワゴンのラゲッジスペースは、フロアに加えて両側はもちろん後席背後まで覆う純正のラゲッジカバーを敷いている。アウトドアなどから帰ってきたら、それをいったん外して汚れを叩き落としてからふき取り、場合によっては丸洗い。その間、ラゲッジカバーの隙間から入り込んだラゲッジフロア周りの汚れの掃除機掛けを行っている。
各種ギアとともにクルマも帰ってきたらすぐ洗車しよう
老婆心ながら、最後にひとつだけ言わせてもらうなら、アウトドアやキャンプ用品を、使ったまま積みっぱなしにしておくなどもってのほか。アイテムの劣化を早め、汚れが強固に付着して取れにくくなるとともに、車内に臭いが残ったりしていいことはまったくない。
お気に入りのアウトドアやキャンプ用品を長く使い続けるためにも、愛車の内外装のコンディションを維持するためにも、ぜひ、アウトドアやキャンプから帰ってきたら(現地でできることは現地で)、すぐにでも洗車や室内のクリーニングを行ってほしい。海や山、高原のアウトドアフィールドやキャンプ場で付いた汚れをナメてはいけない。