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カーボンはカスタム好きの必需品! レースでも当たり前となっている定番素材のメリット・デメリット

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 加茂 新/ニスモ/トヨタ自動車/本田技研工業

ルーフやボンネット以外にもカーボン製が増えてきた

 ほかにもタワーバーの棒がカーボン製のこともある。鉄やアルミに比べれば同じ入力があったときの変位量が少ないので、より効果を出しやすいかもしれない。だが、逆に言えばボディのしなりのバランスとは、カーボン部分だけが硬すぎて、相反する可能性があるので注意が必要。

カーボン製のタワーバー

 バイクではメインフレームにドライカーボンが使われたり、ホイールに使われたりしている。いずれもしなりが少なくそれがソリッドなフィーリングであり、逆に言うと限界が見極めにくいと言われている。カーボンの軽さと強さは大きな魅力だが、どこにどういった用途で使うかが重要になる。

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  • アフターパーツのカーボンルーフ
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  • カーボン製のタワーバー
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  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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