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王者ハイエースを倒せるか? 新型キャラバンのディーゼルに「死角」が見当たらない

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TEXT: 土田康弘  PHOTO: 日産自動車/Auto Messe Web編集部

疲労を軽減するスパイナルサポート機能付きシートを前席に採用

 ここからはガソリン/ディーゼル共通の項目になる。まずは外装イメージが大きく変わった。グリルデザインの変更に加えて、バンパー両サイドに異形のフォググリルを備え、下方向にボリュームを持たせた安定形状のフェイスに進化しているのが印象的。内装で注目したのは疲労を軽減するスパイナルサポート機能付きシートを前席に採用したこと。新型キャラバンのフロントマスク

 さらにメーター内に5インチのディスプレイをビルトインするなど、快適性や使い勝手をグレードアップしたのも見どころ。さらに最上級グレードの「GRANDプレミアムGX」ではブラックを基調とした上質な内装色を採用したのもパーソナルユーザーを強く意識しての進化と言えるだろう。新型キャラバンのインテリア

 もちろん日産お得意の安全装備も充実。踏み間違い防止アシストや車線逸脱警報、ハイビームアシストなどのバンモデルとしてはかなりレベルの高い安全装備を満載する。車両や歩行者との衝突回避を行うインテリジェントエマージェンシーブレーキも、フロントカメラによってさらに強化し搭載されている。

フルモデルチェンジ級の改良でライバル「ハイエース」を猛追する

 2012年の登場以来、NV350キャラバンとして親しまれてきた同車だが、新型はシンプルに“キャラバン”というネーミングに原点回帰。ライバルを超えるパワートレーンの充実、さらには充実のエコ&安全性能を備え、外観でも新しさをアピール、快適性の高いコクピットまわりも備えるなど全方位で新しさを強調し1BOXにおけるシェア拡大を目指す。新型キャラバンで車中泊

 最上級グレード(GRANDプレミアムGX)の追加投入など、ほぼハイエースとのガチンコ勝負となるグレード・ラインアップでユーザーはどちらを選ぶか迷ってしまう仕上がりとなった。レジャー仕様などのパーソナルユースに力を入れる日産。キャンプやアウトドア人気が一層高まるなか、1BOXの新しいユーザー層の開拓にも期待が持てる新型のデビューとなった。

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  • 新型キャラバンに搭載の7速AT
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