クオリティも耐久性もコスパもグッドなレクサス車
高級車に一度は乗ってみたい、所有してみたいと思っている人は意外といることだろう。しかし実際問題、一般的なミドルクラスの車種の2倍やそれ以上のプライスタグを掲げる高級車はおいそれとは購入することは難しい。
そこで多くの人が手を出してしまいがちなのが、高級輸入車の中古車だ。なかには1000万円クラス級の車両であっても、登録してちょっと乗っただけですぐに数百万円のプライスダウンとなり、型落ちになろうものなら半額以下となることも珍しくない。
ただし高級輸入車はいくら中古車価格が安くなったとしても元は高級車であるから、万が一トラブルが発生した場合はひっくり返るような見積書が突きつけられることになる。結局維持しきれずに二束三文で手放す……といった悲劇があとを絶たないのだ。
そこで今こそオススメしたいのが、日本が世界に誇る高級車ブランドである「レクサス」の中古車である。
レクサス上陸直後の「初代」なら50万円台から
言わずと知れたトヨタの高級車ブランドであるレクサス車は、当然ながらトヨタクオリティで作られており、少々古く、走行距離が進んだとしても、高級輸入車のように訳のわからない故障をすることは少なく、なんならほぼ故障しないといっても過言ではない品質レベルとなっているのだ。
にもかかわらず、2005年にレクサスブランドが日本上陸した直後の「IS」、「GS」、「LS」といったモデル(日本では「初代モデル」と言われるもの)は、乗り出し価格50万円台から購入することができてしまう。
もちろんクルマ好きからしてみれば、「型落ちのレクサス」ということになるが、型落ちであってもレクサス。最近のコンパクトカーなどと比べれば品質も装備も数段上となっている。
100万円あればさらに満足度の高いクルマ選びができる
そして車両価格を100万円くらいまでアップしてチェックしてみれば、メーカー系中古車店に並べられたHSやCT、ISといったモデルもチラホラ見つけることができ、メーカー系中古車店の有償保証や延長保証などを駆使すれば、非常にリーズナブルかつ安心して格安レクサスに乗ることも夢ではないのである。
さすがに3.5Lエンジンを搭載したモデルや、LSなどの大排気量モデルは維持費の面で厳しいところもあるだろう。だが、2.5L未満のエンジンを搭載したIS250やHS250h、CT200hであればそこまで維持費も高くならないし、後者の2モデルはハイブリッドモデルということもあって燃費性能も優れている。
壊れにくいレクサスで心ゆたかなカーライフを
100万円ほどの予算で中途半端な年式のファミリーカーを購入するくらいなら、むしろ保証付きの中古レクサスを購入したほうがよっぽど購入後のトラブルも少なく安心して快適なカーライフが送れる可能性が高い。「お金がないからこそレクサスを買う」というのもまた、賢い選択肢のひとつと言えるかもしれない。