ショットガンで撃ち抜いたようなスパルタンなフェイスが迫力満点
【NITRO POWER H12 SHOTGUN】
2022年モデルとして発表されたナイトロパワーの最新作「H12ショットガン」は、定番のいわゆるレンコン系ディッシュ。ただしこれまでのレンコン系とは異なる「映える」要素が満載で、王道的なスタイルながら斬新さを絶妙に醸し出せるから必見だ。
オフロードテイストをグッと高める存在感
大きくラウンドしたコンケーブディッシュで、そこに空けられた12個のホールは、まるでショットガンで撃ち抜かれた痕のよう。このホール意匠とナットホールの造形とが連動しているのも新鮮で、豪快だが繊細さも備わる。
リムはスクエアなカービングを与えたビードロック風のようだが、ボルトはフランジではなくディスクエンド部に、しかもかなりの大型なモノを採用。これによってゴツッとした雰囲気が急激に高まり、アメリカンミリタリーなテイストが描き出されるのも特徴だ。
センターパートをぐるりと一周、取り囲むように、ブランドロゴなどが刻印されているのも映え度満点。製造技術の限界まで精密に、リアルに描いたこの刻印で、オフ感はさらに加速する。
無骨でイカツく、それでいて華やかさもあり、繊細なギミックも満載。ワイルドさとスタイル性を両立する、これぞアメリカンヘビーデューティーだ。
ディテールをチェック!
センター周囲には精密に、リアルに描かれたブランドロゴなどの刻印が。軍用機などのレタリングを連想させる、ミリタリーな風合いがポイントだ。
センター部はしっかりと突出させ、コンケーブディスクの迫力を的確にアシスト。ギアっぽさにこだわった、キャップデザインも精悍だ。
ディスク面に配置された12個のサークルホールは、切りっぱなしではなく奥行き感があり、立体的。大きなピアスボルトも斬新だ。
フェイスはダイナミックに弧を描く、アグレッシブなコンケーブ形状。リムフランジにはカービングも配置し、ブロックタイヤに好相性である。
Recommended Style【車種&スタイリング考察】
本格クロカン四駆に向けてサイズを展開する
サイズ展開は本格的なクロカン系、ヨンク系にターゲットを絞った。プラドやハイラックスにジャストな6穴の139.7が主力だが、14&15インチでは4穴の100も設定されている。