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チューニングカーの「極悪燃費」は確かにある! だがいまどきはパワーアップで燃費向上も十分可能だった

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 加茂 新/Auto Messe Web

チューニングを施したことで燃費改善も可能!

 チューニングで燃費が良くなることも十分にあり得る。それはマイカーのAE86で、4A-Gがブローしてしまったときのこと。AE92後期エンジンベースで、ハイカム、ハイコンプ仕様で製作してもらった。それほど開度のない256°/256°のカムとはいえ、これまでのノーマルエンジンに比べたら燃費がどうなるか心配だった。

筆者所有のAE86のエンジン

 しかし、出来上がったエンジンは非力なノーマル4A-Gよりも遥かにトルクフル。排気量アップはしていないが、トルクでグイグイと加速できるので、アクセル開度も抑えられてむしろ燃費はアップした。それまで10km/L以下をウロウロしていたが、エンジン製作後は11km/L以上を簡単にマークできるようになった。

 燃焼効率を高めるための、まさにファインチューンを施した結果、より出力を引き出せるようになり、結果的に燃費が良くなったのだ。タービン交換でガソリンをガンガンブチ込むとなると燃費的には厳しいが、ECUチューン、エアクリーナーの高効率化、マフラー交換などは、きちんとパーツを吟味して施せば、むしろ燃費向上も可能なのだ。

ECUチューンのイメージ

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  • AE86のチューニング車両
  • 筆者所有のAE86のエンジン
  • シルビアのエンジン
  • ECUチューンのイメージ
  • 筆者の愛車シルビア
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  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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