最終ステージは両車ともに追い上げを見せる
16号車のタイラー・アンクラム選手は最終ステージを8番手からスタート。80周目に出されたイエローコーションで、タイヤ4本と燃料補給のピット作業を行うピット戦略で一時は20番手まで順位を下げたものの、その後は順調に追い上げ113周目には5番手にまでポジションを回復させる。最後は12台によるトップ争いのパックでの位置取りが良くなく、逆にポジションを下げてしまった。しかし、今シーズン最高位となる11位でフィニッシュとなった。
最終ステージに入ってもスピードをキープする61号車のチェイス・パーディ選手は、トップ10内にまで追い上げを見せ76周目には7番手まで順位を上げていく。しかし他車との接触でダメージを受け、マシン本来のスピードを出すことができないまま14位でチェッカーを受けることとなった。
続くナスカー・トラックシリーズ第4戦「XPEL 225」は、今季初のロードコースでの開催となる。3月26日(土)東部時間午後1時からテキサス州オースティンにある「Circuit of The Americas(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)」を42周(143.22マイル)で争われることとなる。