【3位】レヴォーグも仮眠程度ならイケる
では、スポーティなツーリングワゴンである「レヴォーグ」はどうか。さすがにフォレスターやアウトバックほどのボディサイズを持たないため、後席格納時の拡大ラゲッジスペースは1632mmにとどまる(最大荷室長1940mmは前席背後までの距離でフロア長とは異なる)。
とはいえ、後席用ヘッドレストを逆付けして枕代わりにすれば、実質1700mm程度のベッド長になるから(フロア最小幅はなんとフォレスターとアウトバッグ同一の1100mmだから偉い!)、身長170cm以下の人なら真っすぐに横になれることになる。問題は拡大したラゲッジフロアの天井高で710mm。フォレスターより100mm、アウトバックより30mm低くなるから、寝ることができたとしても天井が迫る感じになり、仮眠程度が無難だと思う。
【番外編】XVは大人の車中泊には向かない
ちなみに「XV」もアウトドアには似合い、悪路の走破性は本格SUVに迫るほどだが、さすがに後席を格納してもベッド長は1390mm+後席ヘッドレストの逆付けで枕にしても最大1600mm程度だから、それ以上の身長の人には、天井高の低さもあってあまりお勧めはできない。
ということで、スバル車で車中泊するならその快適度でランキングにすると、フォレスター→アウトバック→レヴォーグの順になる。