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腕を磨くなら「セカンドカー」の導入が理想! たった50万円で買えるサーキット練習車5選

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

50万円で狙えるサーキット練習機04:
「コルトラリーアート・バージョンR
(Z27AG型)」

 スペックや装備の面から非常にお買い得感が高いのはコルトラリーアートバージョンだろう。外装はランエボを思い起こさせるオーバーフェンダーにエアロバンパーを奢り、本格的な競技車のようなスポット増しによって補強されたボディが自慢。そしてターボを備えた1500ccのエンジンは最高出力163ps/最大トルク21.4kg-m(5速MTモデル)と、同クラスのコンパクトカーより戦闘力はワンランク上といえる。車両価格が安いという大前提からは大きく外れてしまうが、レカロのフルバケットシートなどが標準装備された限定車「レカロエディション」もラインアップされた。コルトラリーアート・バージョンRの走り

50万円で狙えるサーキット練習機05:
「初代コペン(L880K型)」

 最後は軽自動車から初代コペン(L880K)を推したい。搭載されるJB-DETエンジンの最高出力は自主規制ギリギリの64psで、4気筒エンジンならではのフィーリングに惚れたユーザーも多い。また低い重心から生まれる回頭性の良さは特筆すべきレベルで、車重が800kg~と現行モデル(LA400K型)より50kgも抑えられている点も魅力。サーキットでの人気がいまだ衰えていないだけに、チューニング済みの中古車も多く出まわっている。初代コペンの走り

 以上が50万円を基準としたサーキット専用車の候補車たちだ。いずれも自動車税や燃費を含めた維持費がリーズナブルで、2台目として所有しやすく年式も極端に古くないモデルを選んでみた。もっともサーキット走行による負荷は想像している以上に大きく、それなりのメンテナンスが欠かせないことは心に留めておきたい。

12
  • 初代コペンの走り
  • コルトラリーアート・バージョンRの走り
  • 2代目スイフトスポーツの走り
  • 2代目デミオスポルトのフロントスタイル
  • 12SRの走り
  • 50万円で買えるサーキット練習車
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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