クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • OUTDOOR
  • ある意味人間よりもデリケート! ワンコドライブの極意とは
OUTDOOR
share:

ある意味人間よりもデリケート! ワンコドライブの極意とは

投稿日:

TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

サイドウインドウから顔を出すのは法律違反

 多頭飼いをしている、大型犬との生活を楽しんでいる、と聞くと大きなクルマを用意しないとダメなのでは? と思ってしまうが、そんなことはない。秋田犬および2頭の柴犬を初代フィアット・パンダに乗せている女性オーナーもいるし、往年のアルファロメオのクーペでもワンコと一緒にお出かけすることができる。ワンコは飼い主とのアイコンタクトを大切にするので、小さいクルマのほうが好都合だったりするのだ。クルマに乗り込んでいるワンコ

 クルマを活用することで愛犬との行動範囲がグーンと広がるが、注意しなくてはならないことがいくつかある。いつでもどこでも安全運転を心がけるのは大前提で、愛犬が窓から外へ飛び出してしまう危険があるので、サイドウインドウは半分以上開けないようにするべきだ。走行中に助手席やリヤシートの窓からワンコが顔を出していると法律違反となる場合があるので注意したい。

 また、真夏だけでなく、春や秋も好天時は車内が暑くなるので、愛犬を乗せたままの状態で放置しないこと。ワンコにとっても熱中症は命取りになるからだ。どうしても愛犬を車内に残す場合には、日陰に駐車し、水を飲めるようにしておく、少しだけ窓を開けておく、といった対策を徹底しておく必要がある。ワンコのために熱対策もしておきたい

 そして、ワンコも加齢や関節の痛みなどによってジャンプ力が落ちてくるので、愛犬がリヤシートや荷室に飛び乗れなくなってきたら、飼い主が補助して乗せてあげるようにしたほうがいいだろう。乗り降りは補助をしてあげたい

 エアバッグが展開すると愛犬にダメージを与えてしまう可能性が高く、また、運転中にワンコがドライバーの膝の上に乗っている場合は法律違反となる。そのため、フロント用のペット専用シートやハーネスを活用しないのであれば、助手席にワンコを乗せるのはNGだ。ゴールデンウィークや夏休みは、ワンコとのドライブがいつも以上に長距離、長時間になると思うが、とにかく愛犬ファーストで楽しんでほしい。ドッグシート

12
すべて表示
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
著者一覧 >

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS