サイドウインドウから顔を出すのは法律違反
多頭飼いをしている、大型犬との生活を楽しんでいる、と聞くと大きなクルマを用意しないとダメなのでは? と思ってしまうが、そんなことはない。秋田犬および2頭の柴犬を初代フィアット・パンダに乗せている女性オーナーもいるし、往年のアルファロメオのクーペでもワンコと一緒にお出かけすることができる。ワンコは飼い主とのアイコンタクトを大切にするので、小さいクルマのほうが好都合だったりするのだ。
クルマを活用することで愛犬との行動範囲がグーンと広がるが、注意しなくてはならないことがいくつかある。いつでもどこでも安全運転を心がけるのは大前提で、愛犬が窓から外へ飛び出してしまう危険があるので、サイドウインドウは半分以上開けないようにするべきだ。走行中に助手席やリヤシートの窓からワンコが顔を出していると法
また、真夏だけでなく、春や秋も好天時は車内が暑くなるので、愛犬を乗せたままの状態で放置しないこと。ワンコにとっても熱中症は命取りになるからだ。どうしても愛犬を車内に残す場合には、日陰に駐車し、水を飲めるようにしておく、少しだけ窓を開けておく、といった対策を徹底しておく必要がある。
そして、ワンコも加齢や関節の痛みなどによってジャンプ力が落ちてくるので、愛犬がリヤシートや荷室に飛び乗れなくなってきたら、飼い主が補助して乗せてあげるようにしたほうがいいだろう。
エアバッグが展開すると愛犬にダメージを与えてしまう可能性が高く、また、運転中にワンコがドライバーの膝の上に乗っている場合は法律違反