メーカー純正の“ドレスアップ仕様”は日系メーカーに多い
ただし、このような傾向は量販モデルをメインに展開している日系ブランドに見られる傾向。しかも、メーカーによって取り組む姿勢にも若干の温度差があるとのこと。今回のショーでも熱心にドレスアップモデルを展示していたのは、トヨタと三菱、いすゞぐらいであった。
三菱では多数のラリーアートモデルが展示されていたが、そのなかでも異彩を放っていたのが、ミラージュのラリーアート仕様。地元タイ人もザワつくほどの存在感を放っていた。
なんだか、“素の状態”の日本車は個性が薄いといわれているようにも見えるが、少しでも自分らしく乗りたいというタイの人の心意気を、一部とはいえ日本メーカーがしっかり受けとめている姿勢を見てなんだか好感が持ててしまった。