クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • サーキットも走りたいけど家族がいる! まるっと解決できる4ドア本格スポーツカー4選
CUSTOM
share:

サーキットも走りたいけど家族がいる! まるっと解決できる4ドア本格スポーツカー4選

投稿日:

TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 加茂 新/マツダ/本田技研工業/Auto Messe Web編集部

  • 家族を乗せられる4ドアの本格スポーツカー新旧をご紹介

  • 2017年からの現行型スイフトスポーツは実用性も高い上にアフターパーツも充実
  • 家族も問題なく乗ることができる
  • ロータリーエンジンを積んだ最後の市販車として唯一無二の魅力がある
  • 観音開きのサイドドアで後席の乗り降りもしやすい
  • 1995年に発売されたインテグラタイプRは4ドアハードトップ(DB8型)をラインアップしていた
  • 2007年に登場の3代目シビックタイプR

家族がゆったり乗れる=パーツやタイヤもたくさん積める!

 マイカー1台だけでサーキット遊びから普段の家族サービスまでまかなえる、そんな虫のいいクルマなんてある……? あるんです! というわけで今回は、スポーツカーでもありファミリーカーとしても活躍してくれる、欲張りなクルマ選びを指南しよう。

スズキ・スイフトスポーツ(ZC33S):いま最強の王道ファミリーカー

 現行で最強のファミリースポーツは、いまや定番ともいえる「スイフトスポーツ」。1.4Lターボエンジンは140psながら23.4kg-mのトルク。単純に言えば初代「86/BRZ」よりも加速は断然速い。サーキットでのラップタイムも、ライトチューン同士で比較するとスイフトスポーツの方が速い。4ドアの5名定員でラゲッジスペースもある。後部座席も広いので大人4名でドライブも可能だ。

 それだけスペースがあるということは、いろいろ積める。実際、純正同等サイズのタイヤ&ホイールなら8本積んで助手席に人が乗れる。なので、サーキット用タイヤ+工具やジャッキを積んで現地でタイヤ交換してサーキットを走るようなこともできるのだ。2シータースポーツではできないことであり、これならサーキット専用タイヤやSタイヤを使うのもアリな選択となる。

2017年からの現行型スイフトスポーツは実用性も高い上にアフターパーツも充実

 ターボ車なのでエンジンパワーを引き出しやすいのもオススメポイントだ。ブーストアップで15~20psはアップ。純正タービン交換なら30ps程度は引き上げられるが、ポンとタービンだけ変わるので、正直、家族にはまずバレない。エンジンルームもなにも変わらないし、マフラーを変えなくても大丈夫。さらに性能を引き出すにはスポーツ触媒とマフラー交換が推奨だが、ノーマルでもタービン交換の効果を楽しめる。そんなライトチューンな仕様で筑波サーキットを1分4~5秒で走れてしまうのだから恐れ入る。

家族も問題なく乗ることができる

マツダRX-8(SE3P):じつは広~いファミリーカー

 生粋のスポーツカーであり、ファミリーカーにもなりえるのが「RX-8」だ。NAのロータリーエンジンを搭載したスポーツモデルとして2003年に登場。観音開きスタイルの4ドアで後部座席もある4名定員のクルマだ。この後部座席がバケットシートのような形状になっているが、じつは意外と広い。大人でもまったく狭くなく、普通に乗れてしまうし、足元もそこそこの広さを持つ。

 それでいてエンジンはNAロータリー特有の回転フィールが気持ち良い。その音と回転の爽快さは特筆すべきレベルにある、日本が誇るスポーツカーだ。それでいて4名乗れてトランクも狭くない。4名でドライブも可能だし、子ども連れで乗るにも不便な広さではないのだ。

ロータリーエンジンを積んだ最後の市販車として唯一無二の魅力がある

 チューニングとしては足まわりがメインになる。エンジンはNAだけに排気系チューンの効果はあるが、それなりに音量も大きくなる。ロータリーはとくにしびれるような高音が気持ち良いが、やりすぎると奥さまに怒られるかもしれないので、ここは足まわりを煮詰めるのがオススメだ。

 NCロードスターと同系統のシャシーはとにかく前後サスがよく動く設計。RX-8ではNCよりも屋根があり、ボディがしっかりしている分、足まわりはさらにスムースだ。レート高めのバネでもしなやかで快適でありながら、鋭いハンドリングを手に入れることができる。

 中古車のタマ数もそこそこあり、MTもATもある。唯一の難点は燃費で、なにをどうしても街乗りでリッター10kmは難しい。高速では10km以上も可能だが、普段乗りの燃費の悪ささえ覚悟すれば、ファミリースポーツにピッタリの存在だ。

観音開きのサイドドアで後席の乗り降りもしやすい

12

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS