懐かしのヒカリモノカスタムの代表格!
「LEDアイライン」
ヘッドライトの装飾としてはLEDアイラインも、一時期ブレイクしたプチドレスアップの手法だ。LEDテープやチューブLEDなどが普及して、ヘッドライトに取り付けやすいサイズ&構造のパーツが用意されると、瞬く間に普及。簡単に取り付けられることからDIY派のユーザーもこぞって手がけたドレスアップ手法だ。
LEDなど光りモノのカスタムは内外装の各部に盛んに用いられていたが、今ではポイントを絞って取り付けることも多い。LEDでギラギラに光り輝かせるカスタム手法は最近では影を潜めている。
欧州車の雰囲気をリヤビューで魅せた!
「スクエアテール(マフラー)」
またマフラーのテールピースの構造も変化を感じる。少し前に流行ったのが、欧州の高級車を思わせるスクエア形状のテールピースが人気であった。エアロ形状とのコンビネーションで、スクエアかつシャープなリヤビューが演出できることから多用された。
しかし、その後はリヤバンパーのなかにマフラーの排気口をビルトインするレクサス風テールが流行りはじめると、あまりお目にかかることはなくなった。これもエアロ形状とのマッチングを考えれば今なら新鮮なデザインかも!?
空前のミニバンブーム前夜に大ブレイク!
「バニング系エアロ」
ミニバン&箱車用エアロパーツ特有の傾向として、重厚長大なエアロパーツが流行った時期がある。いわゆるバニング系のエアロデザインだ。延長形状の前後バンパーやボリューム感満点のブリスターフェンダー、にょっきり突き出す大型のルーフスポイラーなど、クルマを大きくボリュームアップして見せるには絶好のエアロだ。派手なカラーリングのオールペンなどと相まって、目立ち度は抜群のエアロカスタムだった。
このように、少し前に流行った懐かしのカスタムアイテム&手法は、思い出してみるといろいろあったのが分かるだろう。カスタムジャンルや車種ごとに他にもさまざまなアイテムがあったことを思い出す読者も多いのではないだろうか? これらの懐かしカスタムだって、いつかまた再ブレイクするかもしれない。つねに新しいカスタムスタイルを模索しているユーザーなら、そんなカスタムアイテムのなかから次なる注目スタイルを発掘するのも良いだろう。