旧車を全力で楽しむコミュニティ「Vintage Club by KINTO」
トヨタグループでクルマのサブスクリプション事業を手がける「KINTO(キント)」は4月6日、クルマのさまざまな楽しみ方や魅力を発信する一環として、旧車コミュニティ「Vintage Club by KINTO」を立ち上げた。
それと同時に、魅力ある旧車を気軽に楽しんでもらえるよう、同社が運営するウェブサイト「モビリティマーケット」において、旧車のレンタルもスタートする。
KINTO社内の旧車好きたちによるプロジェクト
「一人ひとりの“移動”に“感動”を」というビジョンを掲げているKINTOでは、現代のクルマだけでなく、いじる楽しみとダイレクトに機械に触れる感覚、近年のクルマにはない独特の味を持っている旧車にも気軽に触れる場をつくりたいという。
そこで、「いつか旧車を使った新たな楽しみを提案したい」という思いを共有する社内メンバーでプロジェクトが結成され、「トヨタ自動車」のクルマ好きメンバー、「新明工業」というレストアのプロたちと出会ったことにより、ウェブ上の旧車コミュニティ「Vintage Club by KINTO」へと具現化したというわけだ。
レストアされたトヨタ旧車は現在4台
トヨタ自動車のメンバーと新明工業の手によってレストアされた往年のトヨタの名車たちは、現時点で4台のラインアップ。
・MZ10型 ソアラ2.8GT-Limited(1982年式/AT)
・セリカリフトバック 2.0GT(1975年式/MT)
・TE27型 カローラ レビン(1974年式/MT)
・JZA70型 スープラ 2.5GTツインターボ エアロトップ(1992年式/MT)
部品一つひとつだけでなく、乗り心地やノイズまでも当時の感覚を再現することを目指してレストアされたという。また、今後ユーザーの要望も聞きながら、ラインアップは順次拡充予定とのこと。
旧車のレンタカーは「モビリティマーケット」で受け付けている。レンタル価格は、「10ソアラ」と「セリカLB」と「27レビン」が24時間3万5000円で、以降1日3万円、最長5日間まで。「70スープラ」が24時間3万円、以降1日2万5000円、最長5日間までとなっている。
美しくレストアされた1970~80年代のトヨタの名車に乗って、いつもとは違った特別なドライブをしてみるのも楽しそうだ。
■Vintage Club by KINTO
https://vintage.kinto-jp.com
■モビリティマーケット
https://mobima.kinto-jp.com