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「グランピングなんてアウトドアじゃない」派に待った! キャンプ歴30年のガチ派が体験したら目から鱗だった

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TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: Auto Messe Web編集部/写真AC

「キャンプにあらず」と考えれば素直に受け入れられるかも!

 確かにキャンプはテントやタープを設営し、持ち込んだストーブや焚き火台で料理を楽しむのが醍醐味であり、個の力で「生きている」というパワーを再認識することができる。一方、グランピングでは設営や撤収の苦労はなく、食材探しや調理、後片付けを強いられる心配はない。竹林に囲まれたグランピング施設

 確かにこれをキャンプと呼ぶのは憚れるが、キャンプとは別の屋外型リゾートホテルと認識すれば、アウトドア好きにはガラス張りの高級ホテルに泊まるよりも、充実した時を楽しめるはずだ。日本人の悪いクセである「カテゴライズ」や「分別」では、グランピングはキャンプと同じカテゴリーに分けられてしまう。だが、そもそもその認識が間違っているのであってキャンプとはまったく違う種類の宿泊施設と考えれば、アウトドアフリークには大きな魅力になることは間違いない。

【まとめ】アウトドアのジャンルとして定着すれば低価格化が進むかもしれない

 キャンプブームの波に乗り全国各地に増え続けているグランピング施設。高額な施設では一泊で数万円の料金が必要になるが、利用しやすい施設も続々と現れ始めている。ホテルのように億単位の建設費用も必要ないグランピング施設だけに参入する企業も増え、選択肢の幅も広がっているのも事実。魅力的なアウトドアとして定着すれば、一般庶民のボクたちにも身近な存在になるはずだ。普段はキャンプを楽しみ、サプライズ的にグランピング施設を使う。そんな使い分けができればアウトドアの新たなスタイルとして「グランピング」はより認知され、毛嫌いをする必要もなくなることだろう。至れり尽くせりのグランピングのテント

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