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ライセンス不要の草レースか? JAF公認の入門レースか? 初心者がチャレンジするなら正解はドッチか多方面から考えてみた

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: TOYOTA GAZOO Racing/Auto Messe Web

本格的になればなるほど予算がかさんでしまう

 デメリットを挙げればやはりコスト。レースカーは新車ベースか中古だとしても決して安いとはいえず、改造範囲は狭くとも練習量がタイムや順位に直結するため、タイヤ/オイル/ブレーキといった消耗品の出費はかなり多くなる。遠征すれば自分だけじゃなくスタッフを含めた旅費が必要となり、複数のサーキットライセンスを持てば維持費だけでも結構な額だ。

ヤリスの車両イメージ

 資金に余裕があり、ステップアップが大前提なら地方戦もしくは全国規模のワンメイクレース。ともかくレースを体験することが優先なら、マイカーを使って近場のサーキットで草レース。いずれにも魅力とリスクが混在しているのが正直なところだが、単なる走行会やスポーツ走行じゃ得られない充実感があるのは間違いナシ!

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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