新車が買えないならカスタム済の先代モデルを選ぶのもアリだ!
そして新車の納期が延びて現行型の中古車価格が高騰したことにより、先代型の中古車価格までを押し上げている。新型にフルモデルチェンジされる前年の2017年式を見ると、2〜3万kmを走った先代ジムニーの中古車が、当時の中古車価格と同等の160〜170万円で売られている。ここまで価格が割高だと、現行型、先代型ともに中古のジムニーは推奨できない。納期が長くなっても、新車を買うのがベストだ。
ただし、例外的に中古車を推奨できるのはドレスアップやチューニングを楽しみたいユーザーだろう。先代型でも高年式の場合、手を加えられたジムニーの価格は相応に高いが、購入後にショップに依頼するのに比べれば安く収まる。「ベース車+改造費用」という見方をすれば、すでに手を加えた中古車が割安になる場合もある。
ただしドレスアップやチューニングの良し悪しは、車両によって大きく異なる。従って中古車も、信頼のおけるショップを通して買うことが大切だ。オーソドックスな中古車の購入にも当てはまる話だが、ショップと車両を見極めたい。