これはトレーラーというより車輪のついた小屋
一転してこちらはまるで車輪のついた小屋。かなりインパクトのある光景ですが、こちらはログハウスなどを販売している「BESS」がリリースした、その名も「走るログ小屋 IMAGO iter(イマーゴ・イーテル)」という商品です。
一般的な車両で牽引できるトレーラーとしてはかなり大きなサイズとなり、当然ですが、牽引免許が必要となります。リアルウッドでできたログハウスなので、かなり重量もあり、トレーラーもしっかりしたフレームのものが採用されています。また全高も3.5mあるため、大型のSUVやピックアップで牽引する必要がありそうですね。
ちなみにBESSの「走るログ小屋」は、写真のような全長12フィートの「IMAGO iter」のほか、全長20フィートの「IMAGO X」もラインアップしているそう。いずれもキャンプに持っていくような用途よりは、気が向いた時に移動できるログハウスとして捉えた方が良いかもしれませんね。
トレーラーを牽引するのはなにもクルマだけじゃない!
最後に紹介するのは、1940年代のティアドロップ型トレーラーを彷彿させるデザインですが、牽引しているのが自転車ということで、かなりコンパクトサイズの自作トレーラーです。
自転車用とはいえ、構造は自動車用とさほど変わらず、自転車に連結する部分、自動車用ではカプラー部分が専用のサイドマウントとなっているのが外観上の大きな特徴。タイヤは自転車用ホイールに空冷VW用のハーフキャップを装着したり、ボディはアルミパネルをリベッドで接合して製作するなど、かなりの出来栄えです。オーナー君はこのスタイルでイベント会場を走り回っており、つねに人だかりができるほどの人気ぶりでした。
ひとことで「トレーラー」と言っても、用途や牽引するクルマによってさまざまなタイプが存在することがおわかりいただけたでしょうか? なかでも今回は変り種ばかりを集めてみました。