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プロが自ら使って実感! 購入時に選ばないと「後付け不可」なクルマの装備8つ

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: トヨタ自動車/本田技研工業/Auto Messe Web

  • 装備のイメージ

  • スライドドアのイメージ
  • ブラインドスポットモニターのイメージ
  • パドルシフトのイメージ
  • ACCの作動イメージ
  • ガラスルーフのイメージ
  • 2列目ベンチシートのイメージ
  • パワーシートのイメージ
  • 後席エアコンのイメージ

メーカーオプション品は基本的に後付け不可!

 新車(中古車)購入時に、価格最優先で装備・機能が十分でない車種やグレードを選び、あとであんな装備、こんな機能があったらよかったのに!! と後悔することがある。しかしあとの祭り。装備・機能によっては、あとで付け加えることができないのだ。そこで、新車購入時(あるいは中古車購入時)に絶対付けておきたい、後付け不可の装備・機能を紹介したい。

先進運転支援機能は長距離ドライブなど欠かせない

 まずは先進運転支援機能だ。今ではほぼすべてのクルマに衝突軽減ブレーキなどの安全装備が付いているものの、それ以外の、例えばレーンチェンジ時の接触事故を未然に防いでくれるブラインドスポットモニターは、一部車種やグレードでは設定なし、もしくはオプションとなるケースもある。

ブラインドスポットモニターのイメージ

 衝突軽減ブレーキとともに、ついうっかりの接触事故を未然に防いでくれる絶大なる効果がある“神機能”だけに、例えセットオプションだとしても、付けておくべき、あるいは付いている車種やグレードを選ぶべきだろう。ドライブ中の安心感も大きく違ってくる。

 ロングドライブ、長距離移動する機会が多いというなら、自動運転技術の入り口とも言えるACC(アダプティブクルーズコントロール)も不可欠だ。高速走行中、ペダル操作から解放され、ロングドライブ、長距離移動でのドライバーのストレスが激減。しかも、前車に一定の間隔を空けて追従走行してくれるため、近寄りすぎて「あおり運転」と間違えられる心配もなくなり、プレ自動ブレーキの役割も果たしてくれるのだから安心。

ACCの作動イメージ

 さらに、せっかくACCを付けるなら、今では0km/h~から対応してくれる渋滞追従型がこれまた必須。ACCのありがたみをより実感できるのが渋滞時だからである。この機能もまた、後付けは絶対にできない。

楽しく快適なドライブのための装備も後付け不可が多い

 気持ちいいドライブを楽しむのにうってつけのサンルーフ、ガラスルーフも基本的に工場オプションであり、後付け不可。ダイハツ・タフトのように「青空標準装備」で全グレードに付いているのは稀なケースだ。もちろん、必要のない人もいるはずだが……。

ガラスルーフのイメージ

 ミニバンを選ぶ際、注意したいのが、2列目席の選択。多くのミニバンの2列目席は3人掛けのベンチシートと、ふたり掛けのよりゆったりできて贅沢感あるかけ心地が得られる、2座のキャプテンシートが選べる。子育て世代で子どものおむつ替えなどを車内でしたい人は、子どもを横に寝かせられるベンチシートが適切。だが、これもまた、ベンチシートを買ってあとでキャプテンシートにすることはまず現実的ではない。家族構成、ライフスタイルに合わせて十分な検討が必要だ。

2列目ベンチシートのイメージ

 両側スライドドアのミニバンであれば、スライドドアがパワーか否かも、操作性において大きく差が出る。あとでパワーに……はできないので、装着ありなしグレードの価格差と要相談だが、あるとより便利であることは言うまでもない。

スライドドアのイメージ

 シートで言えば、パワーシートも後付け不可。なくても困りはしないが、より細かいシート調整ができることは確か。一部の高級車や輸入車にある、前席マッサージ機能も同様だ。シートに被せるアフター用品でなんとかなるものの、その機能では純正のほうが優れていることが多く、見た目的にもGOOD。必要なら装着車、装着グレードを選ぶこと。

パワーシートのイメージ

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