車内空間とつながるので見た目以上のユーティリティ
デジタル小物からアウトドアグッズまで、幅広いアイデア商品をリリースしている「HNY Trading」は、クルマのリヤゲートに連結するスタイルのキューブ型ポップアップテント「CARSULE(カースル)」を2020年9月に発売。クラウドファンディングでの先行販売では、約4000万円を達成して話題となった。今回、サイズを拡大して車高2.4mのクルマまで対応する「CARSULE PLUS(カースルプラス)」を2022年2月にクラウドファンディングで予約販売した分の発送が4月26日に完了。通常ラインアップとして公式サイトで販売している。
車高/バックドア解放時の高さ2.4mまで対応
CARSULEはバックドアがスイングアップするクルマなら大部分に取り付け可能だが、アウトドア愛好家に人気のある「ハイエース・ミドルルーフ」などの、バックドア開放時の高さが2.1mを超える車種には取り付けることができなかった。
今回、新たに追加されたCARSULE PLUSは、バックドア開放時の高さが2.4m以下の車種に取り付けることができるため、より多くのユーザーが「クルマに連結できるテント」を楽しめるようになった。
慣れれば5分でキューブ型の空間が設営できる
使わないときは直径86cm、厚さ13cmのバッグに収まるサイズ。設営ではまずバッグから出して広げて、ポール4本を組み立て設置。クルマとテントを、バックドアベルトとマグネットロープで固定し、最後にペグで地面に固定したら完成というカンタンな流れ。慣れればひとりでも5分程度で設営できるという。
3面メッシュ窓で快適なアウトドア遊びが可能
キューブ型テントのサイズはCARSULEが幅1.8m×奥行き2m×高さ2m、CARSULE PKUSが幅2m×奥行き1.8m×高さ2.2m。大人が立って活動できる広さがあり、大きな3面の窓はメッシュスクリーンが付いている。価格はCARSULEが5万3200円、CARSULE PLUSが5万4800円。
車内空間とつながるため、ここで寝るもよし、寝るのは車内にしてアウトドアリビングとして活用することもできるし、ペット用のスペース、プライベート空間など、使い道は多彩だ。クルマと離れたところにテントを設置するオートキャンプで不便な思いをしたことがある人は、検討してみる価値があるだろう。
■CARSULE/CARSULE PLUS公式サイト
https://shop.car-tent.jp/products/carsule