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いつも使うワケじゃないけど「あって助かった」な場面は必ずくる! 車載しておきたいキャンプのお助け小道具9選

ハイエースの荷室

クルマに積んでおきたいキャンプで困ったときのお助けギア9選

 今回は「オートキャンプで持ってて良かったお助けギア」にスポットを当ててみようと思う。バックパックを背負ったソロキャンでは荷物を最小限にすることが求められるが、クルマという文明の利器を使ったオートキャンプの場合、「もしものとき」に役立つギアを搭載しておく用意周到さが鍵になる。荷物が多くなるというデメリットを差し引いても、万が一の時に味方になってくれる安心感は大きいはずだ。

アウトドアで車載して助かったアイテム01:
「ガムテープ(布テープ)」

 なかなかレアケースではあるが、テントやタープ、雨具の補修にも重宝するガムテープは必携アイテムとして車載しておこう。軽く丸めれば焚き火の着火剤にもなり、持ちづらい薪をまとめることもできる。骨折などのケガをしたときには、添え木を固定する包帯代わりとして使える万能選手だ。車載しておくのは勿論だが、持ち歩く場合にはガムテープの芯を抜き、平らにすることで携帯性がアップすることを覚えておこう。

アウトドアで車載して助かったアイテム02:
「携帯トイレ/簡易トイレ」

 大型連休や行楽シーズンにオートキャンプを楽しむ場合、行き帰りの渋滞に巻き込まれるのは当たり前。高速道路で渋滞に巻き込まれ、次のPAやSAに辿り着けずにトイレが心配になった経験を持つ人も多いはず。とくに子どもを連れたファミリーキャンプの場合には「トイレを我慢できない」という緊急事態を想定し、携帯トイレや簡易トイレを車載しておくことをおすすめする。使用しないで済んだ場合には、防災時の備えとしても役立つので用意しておいても損はないはずだ。

アウトドアで車載して助かったアイテム03:
「折り畳みスコップ」

 武骨な4WD車の背面に装備されているような大きなスコップではなく、ここでおすすめするのは100円ショップでも入手できる折り畳み式の簡易スコップ。使い道としては急な雨でキャンプサイトが浸水したとき、テントのまわりに溝を掘って雨水の排水溝を作るためだ。排水溝を作るだけでも水溜りになることが避けられ、快適とは言わないまでも最低限の不快感を取り除くことができる。また、キャンプサイトの石や砂利を取り除き、フラットな地面作りにもスコップは役に立つ。

アウトドアで車載して助かったアイテム04:
「ビーチサンダル」

 夏限定の装備にはなるが、キャンプ場に水場や川があるときにビーチサンダルが役に立つ。キャンプ用のシューズやトレッキングシューズでは川遊びは楽しめないが、ビーチサンダルやクロックスなどの樹脂素材のサンダルは水切りも良く快適だ。夏以外には靴下を履いたまま使えるクロックスタイプのサンダルを用意しておけば、テントからトイレや洗い場に行くときのスリッパ代わりとして重宝してくれる。

アウトドアで車載して助かったアイテム05:
「ビニール袋/ゴミ袋」

 大・中・小サイズのビニール袋を用意しておけば、キャンプで出たゴミを分別して持ち帰ることができ、自宅に戻ってから分別する必要がなくなる。また、使わなかった食材を入れ替えたり、着替えや濡れた衣服を入れることができ、汚れたキャンプ道具を大きなゴミ袋に入れてしまえばトランクを汚すこともない。また、大きなゴミ袋は頭と腕部分に穴を開ければ簡易的ではあるが雨具としても利用することもできるのだ。

アウトドアで車載して助かったアイテム06:
「予備のペグ」

 テントやタープのセットに含まれるペグは必要な数だけしか入っていないことが多い。さらに標準でセットされるペグは安価なモノが多く、使っているうちに劣化が進むことで折れたり曲がったりすることもある。そんな「万が一」の場合を想定して予備のペグを用意しておこう。オートキャンプの場合、車載工具の袋に常備しておけばスペースを圧迫することもなく、邪魔になることもないはずだ。

アウトドアで車載して助かったアイテム07:
「単三電池/単一アダプター」

 電池式の蛍光灯やLEDの照明、ヘッドライト、ラジオなどを携帯する場合には予備の電池は欠かせない。大型マグライトなどを使う場合には単一電池を使用するのが、そんなときには単三電池に被せる変換アダプターを用意しておけば単一電池として使用することができる。このアダプターは100円ショップでも購入することができ、単一電池と同じ長さの単三電池の周囲にプラスチック製のカバーを取り付ける仕組み。単三電池と単一電池の両方を用意しなくても、アダプターがあればどちらにも使用できるというスグレモノだ。

アウトドアで車載して助かったアイテム08:
「目薬/洗眼剤」

 洗眼剤はアイボン(小林製薬)やアルガード(ロート製薬)でお馴染の、目の汚れを薬液で洗い流す商品だ。キャンプ場では花粉やホコリ、灰、煙、紫外線など、日常生活よりも目にダメージを与える原因が多く、キャンプ中に「目がゴロゴロする」人も多いはず。そんなときには目薬や洗眼剤が効果を発揮してくれる。しっかりと点眼・洗浄することで目がスッキリするだけでなく、キャンプの翌日に起きやすい充血も軽減。目の汚れを落とすことでキャンプ帰りの運転も快適になり安全運転にも貢献してくれる。

アウトドアで車載して助かったアイテム09:
「コンパクトジャンプスターター」

 手のひらサイズのジャンプスターターはバッテリーが上がってしまった際のレスキューバッテリーとして活躍し、付属のコードをバッテリーの端子に繋いでスターターを回せばエンジンを始動させることができる。コンパクトサイズながらも20000mAhという大容量タイプもあり、最大8000ccのガソリン車、6500ccのディーゼル車のエンジンをスタートさせる実力を持つ。本体にはスマホやPCを接続できるUSB端子が用意され、モバイルバッテリーとしても使えるも大きな魅力。

 車中泊あるあるの「バッテリーを使いすぎて翌日の朝にエンジンが掛からない」という心配も、このジャンプスターターを手に入れれば恐れることはない。某大手通販サイトで検索すれば5000円~1万円程度というリーズナブルな価格で見つけることができる。

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