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貧乏金ナシでもクルマのカスタムは楽しめる! 予算1万円以下で効果絶大なイメチェン5つ

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

数百円から1万円でできるお手軽カスタムを紹介

 春を迎えて進学や就職など新生活がスタート。念願のマイカーを手に入れた人も多いだろう。何かしらカスタムを始めてみたいとは思うかもしれないが、いきなり高額なパーツを買うのには抵抗がある。そんなビギナーも気軽に手を出しやすい価格で、作業もカンタンな「貼るだけ」パーツを探してみた。

ボンネットピン/エアロキャッチ

 まずはフロントまわりをスポーティにイメチェンする、ダミーのボンネットピンやエアロキャッチ。本来はサーキット走行の風圧でボンネットが開くのを防いだり、車両トラブルのときに外部から開けて対処するためのパーツで、レースカーやサーキット仕様なら標準装備といっていい。ボンネットピン

 モチロン本物を装着してもいいが、ボンネットに穴開け加工が必須で、工賃を含めるとそれなりの金額になる。でもダミーであれば1500円くらいの商品が多く、飽きたらすぐに剥がせるのも手軽でありがたい。

リベット風デカール

 汎用性の高さでいうならリベット留め風のデカールだ。代表的な使用例はオーバーフェンダーのように見せることなどで、本物のようにボディを加工して装着する必要もなければ、ホイールのオフセットに悩むこともないとじつにお手軽だ。リベット風デカール

 ほかにも給油口やエアロパーツなど使い道はアイディア次第で無限に広がる。また、サイズや立体感が本物と変わらないリアルさなのもポイントが高い。リベット風デカール

カーボンシート

 ワイパーアームが錆びたり色が褪せてしまっていれば、カーボンシートを貼り付けてリフレッシュするのも手だ。車種別にカットされている商品が多く販売されているうえ、最近のカーボンシートは伸縮するのでビギナーでも失敗しにくい。当然ながら新品のワイパーアームを買うよりも安いし、外して錆びを落としたり塗装するより手間いらず。

ラインテープ

 足もとの雰囲気を変えたいならホイールのラインテープだ。リムに貼るだけのステッカーでホイールのサイズごとに設定されており、カラーもメッキからソリッドまで多種多様で他人との差別化もカンタン。ガリ傷からの保護を兼ねるリムガードで一石二鳥を狙ってもいい。いずれにせよ価格は数千円とリーズナブルなので、飽きたら剥がすのも色を変更するのも躊躇しないはず。

ラインテープスカッフプレート

 最後はドアを開けたとき目に付くであろう、サイドシルに貼り付けるスカッフプレートだ。有名メーカーのロゴが入り高級感たっぷりな金属製もあれば、自分でカットするカーボン柄などの格安なステッカーもある。テープなら数百円で車種別のプレートは高くても1万円くらいとなる。スカッフプレート

 見た目のカッコよさに加え、乗降時の傷付きも防止できる。高額なパーツや手間をかけることだけが正義ではないのだ。まずは少ない予算で愛車がカッコよくなることを実感し、奥が深いカスタムの世界に足を踏み入れてみよう。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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