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「いつかはクラウン」でお馴染みの7代目クラウンの存在感は歴代でも圧倒的だった

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TEXT: 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)  PHOTO: 島崎 七生人

歴代唯一のクリスタルピラーを採用した7代目

 それとこの7世代目で何といっても特徴だったのが、4ドアハードトップとセダンに採用された“クリスタルピラー”だ。言葉での説明は不要と思うが、デザインも見た目もいかにもキラキラな、1980年代初頭の当時の空気感を象徴するようなアイテム。トヨタ・クラウン

 ちなみに田中康夫の小説「なんとなくクリスタル」、グローヴァー・ワシントンJr.のスマッシュヒット「Just The Two of Us(邦題=クリスタルな恋人たち、アルバム“Winelight”に収録)」なども1980年に登場しており、“クリスタル”は当時流行りのキーワードでもあった。また、クリスタルピラーは5代目マークII(X70系・1984年)でも踏襲された。トヨタ・クラウン

 クラウンはその後、1987年に8世代目のMS130系にバトンタッチ。コチラの世代では電子制御エアサスペンション、エレクトロマルチビジョンなどが投入され、初代セルシオに先んじてV8エンジンも搭載された。この8世代の最初のキャッチコピーは“満たされて、新しいクラウン。”だったが、途中のマイナーチェンジで“いつかはクラウンに、その想い、今こそ……”のフレーズが登場した。

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  • 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)
  • 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)
  • 1958年生まれ。大学卒業後、編集制作会社を経てフリーランスに。クルマをメインに、写真、(カー)オーディオなど、趣味と仕事の境目のないスタンスをとりながら今日に。デザイン領域も関心の対象。それと3代目になる柴犬の飼育もライフワーク。AMWでは、幼少の頃から集めて、捨てられずにとっておいたカタログ(=古い家のときに蔵の床が抜けた)をご紹介する「カタログは語る」などを担当。日本ジャーナリスト協会会員、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
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