イケメン彼氏でも気分が下がる残念なクルマとは?
可愛い洋服を着てメイクもバッチリ、髪型も気合い入れてセットして『いざデートへ!』とルンルンで準備してきたのに、イケメン彼氏でも乗ってきたクルマ次第ではテンションがガタ落ちになることも……。こんなクルマじゃデートを楽しむ気分になれないクルマをご紹介します。
せっかくのヘアメイクが無駄になる
「オープンカー」
ソフトトップと呼ばれる幌が屋根代わりになるタイプや、電動開閉できるルーフが備わり好きなときに屋根を開けてオープンエアドライブが楽しめるのがオープンカーの魅力です。天気の良い日や海沿いの道を走るときなど、風を感じながらのドライブは爽快で気持ち良いですよね。
デートカーとして走っている姿が映えるのもわかるのですが、そんなことよりも女子はせっかくセットした髪の毛を崩したくない気持ちの方が最優先されます。付けまつげも飛んでいってしまいそうだし、高速道路で会話するのも至難の業。彼がひとりのときにオープンにして走るのは勝手だけど、デートのときはルーフを閉めて風に邪魔されないふたりの密室空間がいいのです♡
荷物が沢山積めるけどお仕事のクルマ感が
ハンパない「商用車」
ハイゼットやエブリイなどの軽バンからハイエースやキャラバン、そしてプロボックスやサクシードなどの商用車では、さすがに気分がアガりません……。どれも荷物がたくさん積めるから遠出も安心ですし、沢山買い物しても、寝転がっても余るほどのラゲッジスペースは実用的で便利なのは百も承知です。だけど、なんだかリヤやサイドウインドウに会社のロゴが入っていそうなイメージを受けてしまいます。
また、静粛性や乗り心地、追従型クルコンなどの自動運転支援システムなど、乗用車では当たり前に装備されている機能が省かれていることが多いのも、快適なデートには少し不向きなポイントかも……(※編集部注:上記車種で採用するモデルもあります)。キャンプやアクティビティなどに出かける場合は別ですが、可愛い洋服を着てオシャレなお店でランチやディナーを楽しむようなドライブデートでは、気分が高揚するクルマに乗せてほしいですね。
乗り降りの不便さと窮屈さが少しつらい
「軽のスポーツカー」
軽のスポーツカーと言ってもいろいろありますが、2ドアのオープンやクーペモデルになるのでとにかく窮屈。もちろんデートに行くのですから、お相手の方と距離が近いほうが嬉しいしドキドキするのですが、予想以上のタイトさに目的地に着くまでに疲れてしまいそう。カバンは膝の上にしか置けないし、シートもリクライニングできる範囲が限られているので、リラックスできなさそうです。乗降時は車高が低すぎて、乗り込むときは靴をぶつけてしまいそうだし、降りるときはミニスカートだと色々な心配をしなくてはならないので、女子にとってはハードルが高いのです。
服装が選べないのと周りの視線に疲れてしまう
「スーパーカー」
軽のスポーツカーとも共通するのですが、スーパーカーでのドライブデートは意外と喜ばれないかも……。というのも、やはりフェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーは走行性能に重きが置かれているので、空気抵抗を減らすために薄く平べったいフォルムであるので必然的に車高も地面にベッタリ。ロングスカートを履いても降りるときに踏みつけて転びそうだし、ミニスカートならパンツが丸見えになりそう……。乗り降り重視で服装を選ばなきゃならないなんて、デートのために用意した服もクローゼットにしまわれっぱなしになってしまいます。
それにスーパーカーから降りて来る人はどんな人なんだろうだなんて、道行く人の熱い視線を浴びて、落ち着かない気分にもなりかねません。
食材の仕入れや出荷のようで
デート気分になれない「軽トラ」
軽トラを日常的に使用し、なおかつ所有するクルマが軽トラのみという人は農家さん以外ではあまりいないかと思いますが、こちらのクルマもデートでは乗りたくないかも。荷台に荷物を積めるといっても運転中は車内から取り出せないし、幌をつければ雨に濡れる心配はないけど、それこそ野菜の仕入れや出荷に行くみたいで、甘い気分にはなれません。シートも倒せず、姿勢良く座ったままのドライブを長時間続けるのも、ちょっと疲れてしまいそうです。キャンプや車中泊仕様に改造してある車両は、それはそれでもちろんアリですが、街なかデートでは違うクルマがいいなーと思うのが女子の本音です。
“気兼ねなくデートを楽しめる”クルマが
女の子の理想です♪
このほかにも、運転手付きで後部座席の冷蔵庫からワインを出して葉巻を吸いながら優雅に移動する、ショーファードリブンのように後部座席に座るのがメインのクルマも、彼とふたりきりのデートで使うのはちょっと違うかな〜と。もちろん、それぞれに理由があってそのクルマに乗っているし、理解ある女子もたくさんいるので、一概にデートで使用禁止とは言いませんが、せっかくのデートですから気兼ねなく寛げて、かつ快適なクルマが喧嘩せずに済んで楽しいデートに向いているのではないでしょうか。