クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • カーライフ
  • サイバー感全開でぶっちぎりのカッコ良さ! D-WEBERが手がけたドライビングシミュレーター用コックピットが圧巻の姿だった
カーライフ
share:

サイバー感全開でぶっちぎりのカッコ良さ! D-WEBERが手がけたドライビングシミュレーター用コックピットが圧巻の姿だった

投稿日:

TEXT: XaCAR編集部 大野田諭(OHNODA Satoshi)  PHOTO: D-WEBER/XaCAR編集部 大野田 諭

  • 新しいドライビングシミュレーター用コックピット「GT EXPERIENCE CONCEPT」

  • TOUROU(灯籠・とうろう)
  • TOUROU(灯籠・とうろう)の全体図
  • HANAGATA(はながた)
  • HANAGATA(はながた)で制作したBBSホイール型のチョコレート
  • スチールパイプ椅子「Re:birth」
  • 新しいドライビングシミュレーター用コックピット「GT EXPERIENCE CONCEPT」に座る北畠氏と制作した水野氏
  • 水野さんと北畠さん
  • 3Dプリンターでの製作風景
  • 新しいドライビングシミュレーター用コックピット「GT EXPERIENCE CONCEPT」のデザインイメージ
  • 新しいドライビングシミュレーター用コックピット「GT EXPERIENCE CONCEPT」の製作イメージその2
  • 実際に試してみる北畠氏
  • 今後の展開イメージ
  • 新しいドライビングシミュレーター用コックピット「GT EXPERIENCE CONCEPT」

これまでに数々の個性的な作品を手掛けてきた

 さまざまなプロダクトデザインを手掛けるD-WEBER(所在地:愛知県安城市、代表取締役:水野健一)は、ホイールデザインを得意とするクリエイティブ集団である。どちらかというと裏方仕事が多いなかで、これまでにも独自のアイディアでデザイン性の高い商品を自社プロジェクトブランド「4DESIGN by D-W」として創出してきている。

これまで見たことないような斬新なデザインを採用

 美しい宅配ボックス「TOUROU(灯籠・とうろう)」は、DW社の拠点である、愛知県安城市のスチール板加工メーカー(有)シンケンとの提携で発表。

TOUROU(灯籠・とうろう)の全体図

 灯籠が火をともし、迷いし人を優しく導いてくれるように、安心感を与えるシンボルとして制作された。

TOUROU(灯籠・とうろう)

 また、富山県高岡市の金型製造会社である(株)フジタとのコラボレーション作品「HANAGATA(はながた)」は、チョコレートを流し入れて美しいチョコ菓子を製造するもの。

HANAGATA(はながた)

 自身の得意分野であるホイール鍛造メーカーBBSに製造を依頼し、美しい金型が美しいスイーツを生むという、ジャンルを飛び越えた製品を手掛けた。

HANAGATA(はながた)で制作したBBSホイール型のチョコレート

 スチールパイプ椅子「Re:birth」は、愛知県安城市で70年続くパイプ加工メーカーのキムラ工業(有)と手を組み制作されたもの。これは、一般的なパイプ椅子のイメージを払拭するということをコンセプトにしており、便利さを追求しない、汎用性を追求しない、万人受けである必要性がないという、斬新なパイプ椅子になっている。

スチールパイプ椅子「Re:birth」

世界的な自動車フォトグラファーからの依頼で製作開始

 そして、今回発表されたのがeスポーツ専用インテリア「GT EXPERIENCE CONCEPT」である。あまり聞き馴染みがないeスポーツ専用インテリアという名称だが、これは近年盛り上がりを見せているeスポーツをより楽しむために作られた、ドライブシミュレータ用コクピットのことである。

新しいドライビングシミュレーター用コックピット「GT EXPERIENCE CONCEPT」に座る北畠氏と制作した水野氏

 じつは、この製品は世界的な自動車フォトグラファーである、北畠主税氏(下段写真右)からの相談を受けて開発されたものだという。「僕は、プレイステーションでグランツーリスモをやるのが大好きで、これまでも自分なりに専用のシミュレータコクピットを作って楽しんでいました。でも、だいぶ年季が入ったこともあって新しくしたいと思ったときに、水野氏がデザインしたパイプ椅子を見たんです。彼なら独創的なものを作ってくれるんじゃないかと思って、相談したわけです」と北畠さん。

水野さんと北畠さん

 D-WEBERの水野さんと、北畠カメラマンは、もともとホイール撮影を通じて親交があり、これまでも水野さんの作品を北畠さんに撮影依頼していた間柄であった。北畠さんがこれまで使用していたのは、剛性のあるパイプフレームのコクピットであったため、水野氏がデザインしたパイプ椅子にインスピレーションを受けて依頼することにしたという。直感的に面白そうと感じた水野さんは「ぜひやらせてください!」と即答したという。

12

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS