街乗りではガチなパーツを装着していないこともある
ここまでいくつか本気組のクルマの特徴を述べてきたが、性能上もっとも重要なパーツであるタイヤは、市街地では意外とハイグリップタイヤを履いていないことが多い。というのも、サーキットを走るときだけハイグリップタイヤを履いて、普段は快適なコンフォート性能の高いタイヤを履くというユーザーも多いのだ。
その方がハイグリップタイヤを温存できるので経済的。装着しているのがコンフォートタイヤだから「見た目だけのなんちゃって仕様」と決めつけるのは早計だ。
以上、本気組の特徴を振り返ると、ブレーキやシートベルトなど安全性能を高めるパーツをしっかりと装着していることが多い。もちろん規定上必要というのもあるが、安全性能を高めることで思い切ってスポーツ走行を楽しめるのだ。クルマを「速くする」チューニングは、安全性能をしっかりと高めてからがおススメだ。