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最速の称号に今一歩の「惜しい」存在! いまだ人気の2代目「トヨタMR2」とは

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: トヨタ自動車/Auto Messe Web

国産最速の素質は持っていた

 こうして進化してきた2代目MR2ですが、現在でもジムカーナを中心とした競技ベースマシンとして人気の高い1台です。その理由はミッドシップ&ターボというパッケージにあります。トラクションのかかりやすいミッドシップは、ストップアンドゴーの多いジムカーナでは優位な駆動方式です。そして2.0Lという小排気量ながら、245psを誇るターボパワー。このようなパッケージは、ほかに探しても存在しませんし、今後も出てこないでしょう。

SW20初期型の筑波走りその2

 もっとも、2代目MR2にも走りの面で欠点がないわけではありません。初期型ではピーキーと言われた特性は完全には直っていないですし、高い剛性を誇るボディはサイズの割に当時としては重たくなってしまいました。また最後まで5ナンバーサイズであったため装着できるタイヤ幅にも限界があります。「タラレバ」にはなってしまいますが、3ナンバーボディサイズまで車幅を増やし、リヤサスペンションだけでもダブルウィッシュボーンにできれば、当時の国産最速になり得た……かもしれません。

12
  • SW20初期型の筑波走りその2
  • SW20のリヤビュー
  • SW20の筑波サーキット走行風景
  • SW20の走りその1
  • 最終型の外観
  • 3型の走り
  • ラゲッジルーム
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