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バブル時代はクルマだけじゃなく装備もぶっ飛んでた! 車載FAXまで存在した「キラキラハイテク」カーライフ

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: 青山尚暉/マツダ/三菱自動車/トヨタ自動車/Auto Messe Web編集部

三菱ディアマンテもハイテク満載だったけど……

 同じく1990年にデビューした3ナンバーFFサルーンの先駆車でもある三菱ディアマンテも、相当キラキラしていた。BMWに似た顔つきを備えた3ナンバーボディを持ち、インテリアは三菱インテリジェントコクピットと呼ばれ、液晶で地図を表示できたマルチビジョンを採用。さらに電子制御サスペンションや4WSなど、先進装備満載のバブル仕様車(!?)であった。ただし、当時の六本木で女子にウケていた記憶は、ない……。

ディアマンテのマルチコミュニケーションシステム

デキる男は車載FAXでバリバリ仕事をこなした?

 ところで、当時のバブリーな遊び人は、しかし昼間は仕事をバリバリしていたのがフツーだ。そんな遊びも仕事も全開! というデキるビジネスマンが飛びついたのが、1989年にデビューし、世界を震撼させたトヨタ・セルシオ(レクサスLS)にオプションで用意された車載FAXだ。当時はまだFAX全盛期であり、移動中の通信手段のひとつとして重宝されていたようだ(自慢の意味もある)。また、液晶TVの車載もこのころから普及し始めたと記憶している。まさにハイテク・カーライフの始まりである。

 当時のバブルの波に乗った男子の四種の神器はクルマ、携帯電話(アナログ)、アルマーニ、そしてこれ見よがしに連れて歩くイケイケなディスコクイーンの女子だった。なにもかもが、キラキラした時代だったなぁ……。

初代セルシオのオプションだった車載FAX

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  • 初代セルシオのオプションだった車載FAX
  • ウッドパネルはイタリア物
  • コスモに搭載されたCCS(カー・コミュニケーション・システム)
  • ディアマンテのマルチコミュニケーションシステム
  • バブル時代の筆者と赤い325i
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