目指したのはキャデラックの大型SUV「エスカレード」のマイクロ版
エアロパーツはキャデラックのエスカレード風を目指したため、ダムド製をチョイス。スモークなリヤのコンビランプはライツ製で、前後のバンパー/ドアミラーを黒くすることでドレスダウン風に仕上がっている。
蛍光グリーンのボディカラーはラッピングで、サイドにはグラフィックを走らせてアメリカンカジュアルな雰囲気を演出。
ラジオのアンテナもアメ車でよく見られるAピラーの前で真っ直ぐ上に伸びるタイプに変更、さらにオーディオを北米のリーディングカンパニーと言われるロックフォード・フォズゲート製で固めるなど、USスタイルでまとめていた。また、ステアリングはムーン製で、シートカバーはグレイス製であることも付け加えておきたい。
ドンクスタイルはアメリカではセダンやクーペをベースに製作しているのを見かけるが、純正のスタイルを崩すことで違和感も含めてインパクトに残るクルマという印象。ただ、今回のエブリィのように、ボディの大きなミニバンやSUVならマッチングも悪くないと感じた。ホイールアーチ内やバンパーの加工、足まわりのセットアップの見直しなどやるべきことは多いが、そのスタイルは流行りのアゲ系に通じるものがある。ちょいアゲ派の次なるカスタムとしてドンク風スタイル(あくまでテイストを盛り込む)はアリではないだろうか!?