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知る人ぞ知るマニアスポーツカーブランド「ヴィーズマン」が8年の時を経て復活! だがクルマはピュアEV

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TEXT: 南陽一浩(NANYO Kazuhiro)  PHOTO: Wiesmann

活動停止から8年、ピュアEV「サンダーボール」で復活

 その後、ヴィーズマンは2006年にV8の「MF4」、V10の「MF5」を立て続けに登場させるが、ダウンサイジングターボ時代はこの小さなスポーツカーメーカーに不遇の時代となった。2014年に活動停止後、英国の投資家の手に渡り、近年になってピュアEVとしてMF3をリバイバルさせるプロジェクト、「サンダーボール」を発表したのだ。

ピュアEVのサンダーボール

 すでに公式サイトでオーダーを受け付けており、公開されているスペックによれば、アルミニウム・スペースボディで車重は1775kg、パワー&トルクは680ps/1100Nmで、0-100km/h加速は2.9秒とのこと。800Vのハイボルテージ・アーキテクチャに92kWhのバッテリーを組み合わせ、500kmの走行レンジを実現しているという。

サンダーボールのリヤビュー

 見た目にはしかも、MF3そのものだ。MF3がデロリアンほどアイコニックだったかどうか? というのがツッコミどころかもしれないが、ライトウェイトEVの先駆的存在として見逃せない一台であることは確かだ。

サンダーボールのコックピット

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  • 1993年に発売されたヴィーズマンMF3
  • MF3のリヤビュー
  • ピュアEVのサンダーボール
  • ヴィーズマンの新作EV「サンダーボール」
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  • サンダーボールのコックピット
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