ホイールは毛先の柔らかいブラシがベスト
ボディの洗車が終わったら、次はホイールだ。汚れがヒドイと洗車道具が真っ黒になるので、ボディの洗浄時に使ったモノとは異なるバケツを用意できるのであれば、それを使ったほうがいい。
毛先がやわらかいソフトホイールブラシで洗うのがベストだが、手元にない場合は使い古した雑巾などを活用してもOKだ。旧車の場合、ボルトが露出していたりするので、使い古した歯ブラシを使って細部をキレイにしてもいいだろう。 ホイールを洗った後も、洗剤の成分が残らないようにホースの水でキレイに流すことをお忘れなく。
メッキは自動車用の金属磨きがベスト
ボディのメッキ部分やエンブレムなどは、ピカールのような金属磨きでキレイにするといい。コンパウンドで磨いてしまうとメッキがくすんでしまうことがあるので、自動車用の金属磨きを使ったほうが安心だ。 ピカールは適量をウエスなどに付け、エンブレムを磨くことになるが、細部は綿棒を活用するとキレイに仕上がる。
メッキ部分がピッカピカになるとクルマ全体がキレイに見えるので、実践してみるといいだろう。 旧車はバンパーが金属製だったりするので、そこもピカールで磨きたくなる部分の最右翼だ。往時のクルマはスチール製パーツが多いので、いざ磨き始めると終わらなくなってしまう。手間がかかるので、時間があるときに施工したほうがいいかもしれない。
手洗い洗車と聞くと面倒くさいと思うかもしれないが、趣味だと考えれば愉しむことができるはずだ。気分的には「晴れたから洗車でもするか」という感じでホースでの放水を開始し、その後、各工程をニヤニヤしながらこなしていくといいだろう。
愉しんで作業することが重要なので、今回紹介した方法を実践し、心地よい疲労感を味わってほしい。なお、洗車終了後は、ボディに風を当てて水分を飛ばしたほうがいいので、お気に入りのドライブコースをひとっ走りすることをお忘れなく。