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延期となっていた開幕戦が開催! 初心者でも思い切り楽しめるダートラトライアルレースに注目

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

散水車の導入がレース戦略を左右する

 2022年のダート4時間耐久シリーズ開幕戦は、午前10時過ぎにローリングスタートで始まった。今回も好天に恵まれレーススタート直前とレース中に4度散水車が導入された。散水車がコースに入る際は、競技車両は一旦退避路で待機することとなる。散水車導入直前にピットに戻った場合はピット回数のカウントがなされ、赤旗が解除されるまでコースには戻れないが、散水車がコース全域に水を撒くのに時間を要することもあって、通常のピット作業以上の作業時間が取れる。しかし散水車導入中のピットインはピット回数のカウントに含まれないので、この散水車導入の見極めも重要で、これをいかに有効に活用するかが重要な作戦のひとつとなる。

 ただ、今回はいつもよりレースはヒートアップ。レース経過1時間半を前にトップを走行していた車両が横転。さらにレースも折り返しを過ぎた終盤。4度目の散水車が入った直後に、車両の転倒が相次ぎ、レースは最終盤で赤旗中にレース時間を超過したため、ペースカー先導のままチェッカーとなった。

 通常ならレース最終盤で、最後の追い上げをするためにエースドライバーを投入したり、終盤で規定のピット回数の消化などといった作戦を取っていたチームは、それらの作戦ができないままにレースを終えることになってしまう。

 長年このシリーズ発足当初から長年参戦を続けている「#21 ONTA・S(スポーティクラス)」が172周を走行して総合優勝となった。総合2位には「#19 K‘s河合塾同好改(エキスパートクラス)」、そして3位には「#51 エイドリアン1号車(チャレンジクラス)」が入った。このダート耐久シリーズ、続くシリーズ第3戦は、6月19日(日)に、同じオートパーク今庄で開催となる。

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  • ダートレースのイメージカット
  • ヴィッツの走り
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