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タイムスリップしたかのような優雅すぎる趣味! クラシックカー・ピクニックに憧れしかない

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TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奧村純一/堀口邦彦

クルマと同年代のライフスタイルを粋に演出

 参加者たちも、クルマ+ライフスタイルのイベントという趣旨をしっかりと理解し、愛車が現役時代だったころのファッションを楽しみ、年代に合ったピクニックアイテムを持参し、どこを切り取っても「映える」サイトを演出。かといって肩肘を張ったものではなく、ライフスタイルのひとつとしてクラシックカーと普段から共存している様は、それぞれの笑顔が物語っていた。

ファッションもクルマの年代でコーディネート

かわいい愛車と過ごすゆったりした時間

 旧小学校の卒業生である石木戸純治さんも現行アバルトで参加した。在りし日の小学校での行事などの写真を展示し、山間部の生活や懐かしいエピソードを披露。参加者も熱心に耳を傾けていた。

会場となった旧日野沢小学校OB石木戸さん

 また秩父地域を中心に活動している「ミルクオアダーク」の演奏に加え、自身も大のクルマ好きとして知られる「ペトロールズ」&「東京事変」のギタリスト長岡亮介さんも今回のイベントの趣旨に賛同し出演。たまたま訪れた公園利用者も公共の広場での思いがけないライブに参加者たちと聴き入る。演奏後も参加者たちとクルマ談義に花を咲かせていた。

ミルクオアダークの演奏

 用意されたランチボックスも、「ビブグルマン」の評価を受けているルノー4乗りの料理人によるサンドイッチは、自家製酵母を使ったパンが人気の地元皆野の「COCO」のバゲットを使用したもので、こちらでもみな大満足。その後も紅茶専門店ピュア・ティップスさんの協賛によるチャイのほか、エキュマアール鎌倉さんからのフィナンシェが全員に配られアフタヌーンティーを楽しんだ。

ランチボックスやアフタヌーンティーが振る舞われた

 楽しい時間も風が冷たくなりはじめた夕刻に散会となったが、「ヒストリックカーの展示イベント」にひとつの要素を追加した誰もが楽しめる1日は、これからのクルマイベントのひとつの指針となるような気がした皆野サンデーピクニックであった。画像ギャラリーに写真を多数アップしてあるので、そちらをゆっくりお楽しみいただきたい。

クルマで集まってプラスアルファの可能性が感じられた

12
  • ランチボックスを持ってアウトドアを楽しむピクニック
  • 皆野町に国籍も多彩なクラシックカーが集まった
  • キャンプではないので荷物も少なくてOK
  • 日野沢川を渡って旧校舎に行く
  • ファッションもクルマの年代でコーディネート
  • 会場となった旧日野沢小学校OB石木戸さん
  • ミルクオアダークの演奏
  • ランチボックスやアフタヌーンティーが振る舞われた
  • クルマで集まってプラスアルファの可能性が感じられた
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