トヨタ・カローラフィールダー(3代目)
トヨタ派なら、カローラフィールダーだ。初代は2000年デビューで、現在も2012年に登場した3代目が継続生産されている。その”現行型”の中古車であれば、最大、2014~2015年式が予算内だ。エンジンは1.5Lと1.8Lがあり、ラゲッジスペースは開口部地上高580mm(ローダウンモデルは570mm)、フロア奥行き970mm、幅最大1505mm、高さ795mmと、幅方向に余裕があるのが特徴だ。
床下全面に深さ60mmのサブトランクを備えているのも使いやすい。樹脂製バックドアだから、開閉も軽々である。後席格納時の最大奥行きはメーカーデータで2025mm。実測のベッド長は1700mmとなる。身長172cmの筆者なら、ほぼ真っすぐ寝られた記憶がある。
JC08モード燃費は1.5Lが19.6km/L(OPのアイドリングストップなし)、1.8Lで16.6km/Lであった。数は少ないものの、2014年式のハイブリッド車も予算100万円以下に入ってくる。スタイリッシュな外観を望むなら、エアロツアラーW×Bがお薦めだ。
ホンダ・フリードスパイク+(初代)
3台目として紹介したのは純粋なワゴンではないものの、5ナンバーサイズの大容量ワゴンと呼べるのが、初代ホンダ・フリードスパイク+である。デビューは2010年で、3列シートコンパクトミニバンのフリードの3列目席を取り払った2列シートモデル。シャトルやカローラフィールダーと比べ、ラゲッジスペースの高さ方向の余裕がポイントだ。
最大2015年式までが100万円以下の予算内になる中古車を手に入れても、2016年以降の2代目、現行モデルとエクステリアデザイン的に大きく違わないので、中古車感が薄いのも魅力!? ではないか。もちろん、ハイブリッドモデルも予算内である。
ラゲッジスペースは開口部地上高480mmと、シャトルよりさらに低く(HVは+35mm)、フロアは奥行き925mm、幅995mm、高さ1050~1185mmと広大。ラゲッジスペースにスロープモードと反転モードの2種類が用意され、大型犬の乗車をはじめ、さまざまな使い方、荷物の積載に対応してくれるところや、ラゲッジスペースをガレージのように使える楽しさもフリード・スパイクならではだ。立体駐車場に入らない全高を許せれば、荷物の積載性という点ではピカイチである。