2カメラドライブレコーダーはリヤまでの配線が長い
いまやドライブレコーダーは2カメラタイプが主流で、パイオニア・カロッツェリアのドライブレコーダー「VREC-DH300D」も2カメラタイプを採用。フロントカメラにモニターと設定スイッチが一体化したモデルとなっている。ここから長い配線をリヤウインドウに装着するカメラまで引き回すことになるのだが、その取り回し方法もさまざまなパターンが想定できる。CRSでは室内のルーフサイドからリヤハッチへの配線を通すホースを使用して、ハッチ上部からカメラへと接続している。これによって、ケーブルが車内にはみ出ることもなく美しい仕上がりを実現するのである。
スピーカーの取付作業ひとつにも専門店ゆえの匠の技が光る
じつは意外にも手間がかかるスピーカーの取り付けも、CRSなら手際よく作業を進めていく。今回装着したパイオニア・カロッツェリア17cmセパレート2ウェイスピーカー「TS-C1730SII」の場合、カーナビとトゥイーターをつなぐケーブルの間に、音域を調整するためのユニットである「パッシブネットワーク」を装着する必要がある。トゥイーターはダッシュボード上部に設置するのだが、それに付属するスピーカーケーブルの長さから、ネットワークの装着場所はダッシュボード裏側あたりとかなり限られてしまうのだ。
しかし、CRSではメーターとナビの間にあるをわずかなスペースに躊躇なく装着。ネットワーク自体も目立たず、すっきりとしたインストールを可能にしていた。このような専門店ならではのノウハウには非常に感心させられた。
ちなみにハイエースの純正スピーカーは、左右のドアの下部に装着されているのだが、そこにはカロッツェリア「TS-C1730SII」スピーカーのウーファーを装着する。純正スピーカーはドアパネルに直付けだが、今回のカスタムフィットスピーカーはバッフルというアダプターを使用。これがドアやスピーカーの振動を減衰させるため、音質を向上させることができるようになる。 今回は純正のスピーカーケーブルを使用したのだが、カーオーディオのカスタマイズを楽しむ人のなかには、社外のスピーカーケーブルに変更する例も少なくない。ハイエースの場合、ナビなどのヘッドユニットからドアにまでスピーカーケーブルを通すとき、バンパーやフロントグリルを外す必要があるそうだ。このような大掛かり作業も専門店ならではのノウハウで仕上げてくれる。
このようにカーオーディオやドラレコの配線は、内装のパネルの裏に隠れて見えない部分かもしれないが、そこが一番重要なのだ。意外かもしれないが、配線の配置などを雑にしたことが原因でカーオーディオが鳴らすサウンドにノイズが入ったり、断線などのトラブルが起こることもある。そうしたネガティブ要素を少しでも多くなくせるのも、ハイエース専門店としての知見や豊富な施工実績のなせる技。多くのハイエースオーナーが足繁く通う理由はそこにあるのだ。
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CRS
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